「残された人のために終活を」

よく聞く言葉ではあるけれど、実は何をするのかよく分からない人が多いのではないでしょうか?

ここではアラサー主婦のリアルな感情とともに、将来きっと必要になるであろう終活についての知識を付けていく様子を記録していこうと思います。

今回はテキスト3巻を中心に解説していきます。

 



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1.終活アドバイザーについて復習

 

終活アドバイザーの資格について改めて復習しておきましょう。

 

∟終活アドバイザーはユーキャンでしか取れない資格

終活に関する資格は様々ありますが、全て民間の資格で管理する団体によってできることや呼び方が異なります。

「終活アドバイザー」は、NPO法人「ら・し・さ」が主体となる終活アドバイザー協会によって認定される資格です。

終活アドバイザーの検定試験は講座と一体型で、その講座はユーキャンでのみ展開されています。

 

 

∟窓口の手続き補助やエンディングノートのアドバイスができる

終活アドバイザーは、終活に関する総合的な知識を持ち相談者の利益になるようにアドバイスを行います。

具体的な業務としては、エンディングノートの書き込み内容について講義を行うことや、場合によっては記述を代行することも可能です。

また、窓口などで手続きをする際に同行することで、担当者の説明をわかりやすく解説することや、スムーズになるように手助けをすることができます。

 

∟自分のためも家族のためにもおすすめの資格

漠然とした「終活」について、具体的にイメージができて行動に移しやすくなります。

自分で勉強して、エンディングノートを充実させるためにも。

高齢になった親御さんや親族のためにできるだけのことをしたい人にもおすすめです。





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2.テキスト第3巻を読んだ感想

今回はテキスト第3巻に突入して学習を進めていきます。

 

∟第3巻は亡くなったあとの具体的な手続きがメイン

第1巻で全体的なイメージを、第2巻で亡くなるまでの具体的な生活について学んできました。

第3巻では、実際に亡くなった後で

 

・必要な手続きの話

・相続の話

・お葬式やお墓の話

 

をメインに学習していきます。

 

∟手続きの期限や申請場所が複雑

 

第2巻で学習した社会保険等と同様、死後の手続きにも様々な制度ごとの申請場所・期限があります。

社会保険の知識が定着しない間にこの辺りも詰め込もうとすると、だいぶ混乱するかもしれません。

特に相続に関する部分は税制度も関わってくるので、分けて考えることが大事です。

 

∟いざと言うときのハンドブック代わりになる

 

このテキストの内容は、急な訃報のときにはハンドブックとして使えるでしょう。

亡くなる人全てが、エンディングノートをきちんと書いているわけではないですからね。

なんの準備もされていないときに、手続きや注意点などが載っているこのテキストは重宝されるはずです。

 

 

3.第3回添削課題のポイントについて

 

学習が終わったので、添削課題に進んでいきます!

 

∟第2回よりは優しめな印象

やはり社会保険制度と老人ホームの種類などが最難関だったように思います。

前回ほど似た言葉が多くなることがなかったので、比較的に解きやすかったです。

 

∟亡くなる前と後ではやることがガラッと変わる

前回のテキストで学習したことはほとんど出ません。

それくらい、生前と死後とではやることが変わってくるんですね。

必要な知識が幅広くなるのも頷けます。

 

∟ここを乗り切れば次回は検定問題!

テキストは3巻で終了です!

検定までに必要な学習を全て終えることができたので、あとは知識の定着を意識すればオッケーという状態になりました。

新しく覚えることがなくなったので、少し肩の荷が降りた気がします。

 



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4.学習を終えて思ったこと

 

今回学習したのは死後の手続き・お墓・お葬式についてでした。

 

∟万全に準備をしていてもかなりタイトなスケジュール

死亡届の提出は7日以内。そこと並行でお葬式の段取りと支払い、医療費の精算や各種名義変更、お墓や仏壇が無ければそれらも発注して遺産や遺品の整理…。

学習内容だけでも相当量ですが、これに実際に対処しなければならないとなった時は本当に大変だろうなぁ…と感じました。

 

∟結婚式をしたことがあればイメージしやすいかも?

今回学習した内容は、簡単に言えば「結納・婚姻届提出・式場選び・挙式・二次会の手配と諸々の支払い」が一ヶ月弱に全て詰まっている、という感じでしょうか。

結婚式を経験した人なら、なんとなくこれでイメージがつくかもしれませんね。

 

∟改めて「先に知っておいてよかった」

これまで学習した相談者との向き合い方、社会制度や老人ホームの種類なども大きな糧になりました。

今回お墓やお葬式、相続までを勉強して改めて「心身ともに余裕がある状態で知ることができてよかった」と思います。

あまりにも手続きの種類が多いからです。

 

特に今回の範囲は「残された側」の人間が(場合によっては経済的にも)全てカバーしなければなりません。

これらを知っておけば、いかに終活を行うことがお互いのためになるかを、親や知り合いに説明する際の説得力も増すでしょう。

 

しかし、「“自分たちのために”終活をして欲しい」と伝えるのは難しいですよね。

そこはこの講座全体を通して学んだ終活アドバイザーとしての心構えが役に立ちます。

 

知っているのと知らないのでは“その時”の負担が段違い【ユーキャンの終活アドバイザー講座 受講記録その4】のまとめ

 

必要な学習工程を終え、いよいよ次回は検定試験になります!

終活アドバイザーの勉強は、正直かなり時間がかかるものだと思っていました。

しかしテキストが3巻とコンパクトにまとめられており、必要な知識こそ多いですが実際の手続きを代行するなどの責任のある仕事まではアドバイザーの仕事に含まれていません。

そういった意味でも、終活アドバイザーは教養として学習しておく価値が十分にあるものだと思いました。

次回はいよいよ検定試験に挑戦します!



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