終活に興味を持っているのは、高齢者だけではありません。

実は、20代からも就活を考えている人たちがいます。

今回は終活アドバイザーの資格を持つ筆者がお勧めする、20代にオススメの就活をコンパクトにまとめてみました。



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出典:出版社HP



 

20代にオススメの終活①「エンディングノート」

おつきあいセット エンディングノート

 

まずは誰でもうすぐに始められるエンディングノート作りに挑戦しましょう。

 

∟終活の基本中の基本

エンディングノートはもともと終活ノートとも言われていました。

 

自分が死んだ後、どのようにして欲しいのか。

意思の疎通がとれなくなった時にはどのようにすれば良いか。

 

基本的な情報の他にも、そのような書き込みがあると残された人がどの世に動けばいいかが明確になり、負担を減らすことができます。

 

∟エンディングノートに書き込む内容

エンディングノートに書く内容は、主に以下のポイントです。

 

・自分の基礎情報(氏名・生年月日・本籍地・住所・緊急連絡先など)

・自分の資産について(銀行名・口座情報・預金額・契約している保険など)

・会いたい人(名前や連絡手段など)

・葬式やお墓の希望

・遺品整理について

 

 

∟1年ごとに見直そう

エンディングノートに書いた内容は、何度でも変更してOK。

そのため、1年ごとなどに見直して書いてある内容に変更がないかを確認しましょう。

 



 

20代にオススメの終活②「SNS整理」

デジタル遺品の探しかた

 

若い人なら持っているのが当たり前かもしれないSNSの数々のアカウント。

いざという時は他の人にきちんと消してもらわないと、半永久的にネット上に残り続けることになってしまいます。

 

∟必要以上にアカウントを作らない

アカウントを複数持つことで、いろんな自分の顔を使い分けることができます。

ですが、人には言えない裏アカや、一時的に作ってそのまま放置状態になっているアカウントなどは順次削除していきましょう。

ログイン情報がわからなくなってしまったものなども、サポートに相談することで削除してもらえることがあります。

 

∟ログイン情報の整理&エンディングノートへのメモ

残すアカウントについては、エンディングノートにログイン情報と一緒にメモをしておきましょう。

そうすることで、死後でもスムーズに削除することができます。

 

・ SNS名

・アカウント名

・メールアドレス

 

以上を記載しておけば、パスワードが分からなくても再設定することでログインできるようになります。

 

 

∟セキュリティ管理をしっかりしよう

以上のことから、エンディングノートには個人情報がぎっしり詰まっていることになります。

エンディングノートをアナログで作成する場合には、保管場所に気をつけましょう。高齢者の場合は仏壇やタンスなどの見つけやすいところにしまっておくことも大切ですが、20代の終活の場合は悪用されるリスクの方が高くなります。金庫や実家の部屋など、セキュリティ面に注意しておく必要がありますね。

デジタルで作る場合も、セキュリティ対策をしっかり行った上で保存しておきましょう。

 

 

 

20代にオススメの終活③「大切な人とのコミュニケーション」

高齢者と20代の終活の大きな違いは、高齢者は自分の死後のタスクを減らすことがメインで、20代は自分の生きている間の後悔を減らすことがメインであることです。

なぜ、身近な関係ほどこじれやすいのか? 

∟後悔を少なくしよう

医療従事者が終末期の患者さんから聞いた後悔の第1位は「もっと自分の好きなことをやっておくべきだった」だと言われています。

若いうちから終活を初めていくと、死後について思いを馳せるよりも、残された時間をどう使うべきか?に考えがシフトしていくでしょう。

そこで思いつく事はなるべく行動に起こし、今のうちから人生の後悔を少なくしておくことも立派な終活の一つです。

∟終活は「誰かにやってもらうこと」の方が多い

また、「残され人に迷惑をかけないように」というコンセプトも終活の大切な軸になります。自分なりに終活をしているからOK、とおざなりにせずに、きちんと残された人のことを考えた終活をすることが必要です。


エンディングノートに一方的に書き残すのではなく、周りの人に終活のことを話して共有しておくだけでも、その時の対応がきっと変わってくるはずです。

∟当たり前を怠らないことこそが”終活”

形ばかりの終活に囚われず、大切な人とのコミュニケーションを欠かさないこと、1日1日を後悔なく生きることなどを大切にしましょう。

 



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20代にオススメの終活④「終活アドバイザーになる」

若いうちから終活を意識しているなら、いっそのことキチンと終活について学んでみてはいかがでしょうか?

終活アドバイザー講座を通じて、実際にエンディングノートを作成することもできます。

 

∟自己流ではない終活に触れてみよう

ネットで調べて出てくる情報だけでは、どうしても偏りが出てしまいます。

お金を出して終活を学ぶことで、自分の考えている終活と、一般的な終活に違いがないかを確かめることもできますよね。

 

∟社会保険の知識で節約のヒントを得られる

終活アドバイザーは、終活に関わる様々な知識を持った人が持てる資格です。他にも終活に関わる資格は多くありますが、終活アドバイザーは「社会保険制度」についてもしっかり学べるのが特徴です。

社会保険の仕組みを学ぶことで、自分が払っている税金や保険料がどのように運用されているのかを知ることができます。

 

∟資格取得で説得力が増す

20代のうちから終活の話をしても、周囲からは不思議な目で見られてしまうかもしれません。

しかし「資格取得のために勉強している」という理由が付くだけで、話を聞いてくれる姿勢に変化があるでしょう。

終活アドバイザーの資格は、ユーキャンの講座を通して取得することができます。興味のある人はぜひ資料請求をしてみてください。

 

 

 

20代からの終活を始めるなら何からやればいい?終活アドバイザーが考える4つの終活のまとめ

 

終活アドバイザーの視点から、若者にむけた終活についてお伝えしました。

一口に終活といっても、様々な活動があります。就活に興味を持ったら、ぜひ自分の話だけではなく周りも巻き込む形で進めてみてください!



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