「残された人のために終活を」

よく聞く言葉ではあるけれど、実は何をするのかよく分からない人が多いのではないでしょうか?
ここではアラサー主婦のリアルな感情とともに、将来きっと必要になるであろう終活についての知識を付けていく様子を記録していこうと思います。

今回は検定試験受講から結果発表までをお送りします。



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出典:出版社HP

 

1.終活アドバイザー講座とは

 


終活アドバイザー講座とは、ユーキャンの通信講座で展開されている「終活の専門家」になるための講座です。

講座の最後で検定試験を受けることで「終活アドバイザー」の資格を得ることができます。

 

 

∟近親者が亡くなった場合や、それに備える行動をサポートできる

この講座の一番のメリットは「終活について幅広い知識を持つことができる」ことです。

お葬式や遺品整理といった死後のことだけでなく、本人の意思を尊重するためにどんなことをしておけばいいのかなどを詳しく学習することができます。

この講座を受講することで、いざと言うときに周りの人をサポートできるようになります。

 

∟民間資格のため、就職に有利に働くかは不明

終活アドバイザーはNPO法人「ら・し・さ」が運営する民間資格になります。

そのため、履歴書や自己紹介で「終活アドバイザー」という資格を強調するメリットは特にありません。

ですが、最近終活にまつわる話題は経済誌でも取り上げられるほどメジャーになっています。

話題作りのきっかけとしては最適でしょう。

 

∟この講座がアラサー主婦におすすめの理由

筆者はこの講座を「アラサー主婦におすすめ」と強調しています。

その理由は「将来的に自分の生活を守ることができる」からです。

 

終活は、行う本人の意思が最も大切です。しかし、実際にその意思を行動に移すために動くのは娘や嫁である『あなた自身』であることが多いです。終活とは、いつ自分に降りかかってもおかしくない問題なのです。

 

予め知識を持っていることで、本人が気持ちよく最期を迎えられるだけでなく、そのサポートをする人の心身の健康を守ることができます。

 



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2. 検定試験を実際に受けてみた感想



さて、3回の添削問題を提出し終えたのでついに検定試験に挑戦します!

 

 

∟難易度はこれまでのテストと大きな差がない

 

検定試験は、これまでの添削課題と同様にマークシート形式で、○×問題と3択問題で構成されています。

 

問題数は、これまでの40問から10問増えて50問でした。

難易度はこれまでの添削問題と変わりません。

問題文なども添削問題の時に見た覚えがあるものがたくさんありました。

 

 

 

∟添削問題の復習でカバーできる

検定試験問題は、これまでの添削課題の中から選んで出題されているようでした。

初めてみるものはほとんどなく、「あ、これ間違ったやつだ」「この問題は解いた覚えがある」という感覚です。

 

そのため、検定試験対策はこれまでの添削問題をしっかり解き直しておけば大丈夫でしょう。

また、教材には持ち運びに便利なサイズの問題集も付属しています。

不安な人は、この問題集を一通り答えられるようになっておけばさらに安心できます。

 

 

∟検定試験の点数は教えてもらえない

これまでの添削課題と異なり、検定試験は最終的な点数を知ることができません。

合格基準は100点満点中60点以上となっています。

 

検定試験を解いた解答用紙を送ってから2週間〜3週間後に、結果のみが郵送されることになっています。

 

もし不合格だった場合でも、受講期間中であれば何度でも再チャレンジできるので安心できますね。



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3.検定結果【合格】

 

解答用紙を送ってから2週間後、ポストにこれまでとは全く違う封筒が投函されていました。

結果は…合格!!

 

講座を申し込んでわずか2ヶ月での合格となりました。

この短期合格の秘訣を簡単にご説明します。

 

∟キーポイントは社会保険制度と税制度の理解度

 

終活アドバイザー講座で最も難関だと思ったのは、社会保険制度と税制度の仕組みです。

筆者はFP3級を持っているので、すでに一度学習した内容でした。

 

しかし、初めて見る人にとっては

 

・名前が似通っていてわかりづらい

・制度名と期限と管轄する機関がごちゃごちゃになる

・知識として覚えても、人に説明できる自信がない

 

というものも多いでしょう。

 

そんな方はきっかけがあれば地域の終活セミナーや役所の窓口などで実際に相談してみるといいかもしれません。

 

相談者の立場を実際に経験することで

 

・聞きたいことはなんなのか

・それに答えてくれるのはどこなのか

・本当に聞きたいことを教えてもらえているのか

 


 

という相談者側の不安を肌で感じることができます。

相談者の立場になってみることで、より学習へのモチベーションが上がりますよ。

 

 

∟まずは知識を詰め込む。人に解説するのは合格してから考えればいい

 

正直に言ってしまうと、短期合格のコツは検定試験になるべく早めに挑戦することです。

合格点がギリギリでもいい。

なんで合格できたか分からなくてもいい。

学習したことを上手に説明できなくてもいいんです。

 

まずは講座にお金を払っている以上、変に後回しにせずにさくっと合格をもらってしまいましょう。

 

・周りの人に上手に説明できないから…

・同じような問題で何度もつまづくから…

・資格を持っているとは言えない知識量だから…

 

などと躊躇わずに、添削課題を終わらせたらすぐに検定に取りかかるのがベストです。

 

∟講座受講から2ヶ月で合格できた理由

受講時点で「合格して資格を取ること」をゴールにしたからです。

 

終活アドバイザーの資格を取ったからといって、人生に大きな変化が訪れることはありません。

この資格があるから、就職が決まったりお給料が上がることもありません。

終活アドバイザー講座自体は、検定試験に合格した時点で終了です。

 

それくらい割り切って、まずは3回の添削課題を速やかに提出しましょう。

テキストを1回読んで、次に添削課題を提出するくらいの気持ちでOK。

そして添削課題の返却から、自分の苦手なポイントを把握してから再度問題を解き直せば良いのです。

 

添削課題は解説とセットになっているので、下手に自主学習で何度もつまずくよりもよっぽどタメになりますよ。



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4. 講座受講の素直な感想

 

検定も合格したところで、終活アドバイザー講座を受講することに決めてからの感想をまとめていきます。

この講座を受講した理由は「実父の長期入院をきっかけに終活を意識したから」でした。

 

∟学習したようにスムーズに進むことはないだろうな、という諦め

講座を受講したことで、「終活」と呼ばれる物がこんなに範囲の広いもの何かと驚きました。

いくら自分の中で

 

「親にエンディングノートを書いてもらうよう頼んでおいたから大丈夫」

「介護施設や制度について勉強したから安心」

 

と思っていても、想定どおりに行くことはほとんどないでしょう。

 

資格を取ったことにおごらず、いざその問題に向き合う時には人対人のコミュニケーションであることを忘れずに臨めたらいいな、と思っています。

 


 

∟義実家でも話題を出すことに成功

 

今回の講座受講をきっかけに、義実家でも終活について話すタイミングを作ることに成功しました!

義両親ももともと終活についての意欲は高めだったようですが、今回の話題をきっかけに「いつでも相談できるね」と言ってもらえました。

 

「もしも何かあったら」という話題は、とてもデリケートな問題です。

しかし“資格”というクッションを置くことで、相手の考えを聞き出すきっかけになるのだと改めて実感しました。

 

∟講座の受講は「きっかけづくり」に最適だった

 

講座の受講をきっかけに話し合うことができたことは、以下の通りです。

 

・夫に話題提供→夫の入っている保険の見直し→保険金額の増額決定

・遠方に住んでいる両親に話題提供→母親から個別で相談や希望を送ってもらえた

・義両親に話題提供→現時点でどのような考えなのかを夫と一緒に聞くことができた

 

この講座を受講する&資格を取った話を提供しただけで、これだけの変化がありました!

ちなみに、勉強した知識はまだ披露していません。

 

「終活について勉強している」「資格の取得を目指している」という話題だけでも、身近な人が積極的に話をしてくれることがわかりました。

 

 

アラサー主婦におすすめの資格を取ってみた結果【ユーキャンの終活アドバイザー講座 受講記録その5】のまとめ

 

受講記録としての記事は以上になります。

この講座を受講することで、筆者には「終活について学べた・周りの人の話を聞くきっかけを作ることができた」という変化がありました。

資格取得をきっかけに親や親族との話題に自信を持つことができたのです。

 

学習した知識を使う場面は、もしかしたら10年以上先になるかもしれません。

しかしこの変化が、その10年先の大切な話し合いをするときにきっと役立ってくれると信じています。

 

ここまで応援してくださり、ありがとうございました。


 

この記事を読んで「終活アドバイザー」について興味を持ったなら、ぜひHPや資料の詳細などを見ていただければと思います。



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