住宅ローンアドバイザーとは、公正な立場から住宅ローンについて、的確なアドバイスや情報提供を行う専門家となるための資格です。民間資格で、金融機関や不動産会社に勤めながら住宅ローンを扱っている方向けの制度になっています。

住宅ローンアドバイザーの取得を検討している方にとっては、難易度や必要な勉強時間が気になる方もいるでしょう。そこで今回は、難易度と目安となる学習時間について紹介したいと思います。
ちなみに、ここでは、住宅金融普及協会の住宅ローンアドバイザー養成講座を修了するケースについて取り上げます。

住宅ローンアドバイザーの難易度

結論から言えば、住宅ローンアドバイザーの難易度はかなり易しいです。修了率は8割で、最後の応用編の効果測定も、ちゃんと勉強すれば合格できる試験になっています。

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出典:出版社HP

住宅ローンアドバイザーの学習時間の目安

学習時間の目安は20〜30時間程度です。かなりの短時間で合格を目指すことができます。学習範囲が住宅ローンのみと狭く、計算問題もテキストで出てくる問題を繰り返し解いていれば、正解できるようになるでしょう。

学習は、映像による講義を中心に進めることになります。Web講習と会場でDVDを使った講習の2種類がありますが、講習時間が異なります。
Web講習は基礎編が270分、応用編が250分となっており、会場講習はそれぞれ10時〜17時となっています。Webの場合は、繰り返し視聴することができるため、苦手な箇所があれば、見直しましょう。

Web講習と会場講習どちらがいいのか

住宅ローンアドバイザーの講座は、Web講習と会場講習のどちらを選んだ方が良いのでしょうか。

特に事情がなければ、Web講習を選んだ方が良いと思います。
理由としては、Web講習のメリットが大きいためです。
具体的には、自分のペースで学習できること、繰り返し講義を見られること、場所を選ばないこと、受講料が安くなることが挙げられています。

住宅ローンアドバイザー難易度のまとめ

今回は、住宅ローンアドバイザーの難易度と勉強時間について紹介してきました。資格自体は取得しやすく、住宅ローンに関する知識を学ぶことができるよい機会にできるでしょう。

学習期間を短くすることもでき、応用編の効果測定の日程が合えば、柔軟にスケジュールを組むことも可能です。

もし住宅ローンのアドバイスを実務で行う可能性があれば、積極的に取得してみてはいかがでしょうか。

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出典:出版社HP