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「残された人のために終活を」
よく聞く言葉ではあるけれど、実は何をするのかよく分からない人が多いのではないでしょうか?
ここではアラサー主婦のリアルな感情とともに、将来きっと必要になるであろう終活についての知識を付けていく様子を記録していこうと思います。
1.終活アドバイザーを意識したきっかけ
簡単な自己紹介をさせていただきます。
・関東在住のアラサー主婦
・夫と娘の3人暮らし
・実家は東北(祖母・両親の3人暮らし)、義実家は車で15分程度(義両親のみ)という距離感
・両親/義両親ともに60歳を超えても元気に働いている
娘が生まれたばかりで、まだまだ自分たちの生活に手一杯の今時な家庭です。
終活についても、なんとなく「やってもらってたら楽かもしれないなぁ」くらいの印象でした。
しかし、それを思い直す出来事があったのです。
∟遠方の実父が長期入院!?
娘の妊娠〜出産はコロナ禍真っ只中にありました。
本来なら里帰り出産をするところでしたが、それどころではありません。
しかも、私の妊娠〜出産の時期と全くかぶる形で実父が長期入院していたのです。
ただでさえ未曾有の状況下だったため“出産に差し支えがあると悪いから°という理由で1年以上知らされていませんでした。
幸い姉が実家から1時間程度のところに住んでいたため、必要な手続きなどは姉が行っていたようです。
その一件で、家のことや相続のことを一気にリアルに感じるようになりました。
∟義両親のお世話は誰がやるのか問題
また、お二人とも健在ながら義実家についても同様の問題があります。
夫は男兄弟の末っ子ですが、一番近くに住んでいて連絡も密です。
結婚当時からなんとなしに「将来は私たち夫婦が義両親のお世話をすることになるだろうな」と意識はしていました。
しかし、後から知らされる実家のバタバタを聞いていると、いざ自分がその状況下に置かれたときに義両親にしっかりとコミュニケーションが取れるかと言われると不安です。
∟知識をつけることで周りだけでなく「自分を助ける」
学習を始めるまでは、終活とは本人が率先して行うものであり、残される側の人間はあくまでお手伝い程度のものだと思っていました。
しかし、学習を進める中で「本人に終活に意欲的になってもらえるよう働きかけること」も終活のために大切なプロセスだと気づいたのです。
本人が動くのを受動的に待つのではなく、自分から情報を渡して両親・義両親が安心して相談できる環境を作り出すことができる。
そうすることで、終活をスムーズに進めて最終的に相手も自分も心地よい関係を作るきっかけになると思いました。
2.ユーキャンの終活アドバイザー講座の概要
終活アドバイザーの学習を進めるために、ユーキャンの講座を受けることになりました!
∟そもそも「終活アドバイザー」って?
終活アドバイザーとは、NPO法人「ら・し・さ」が運営する”終活アドバイザー協会”が認定した終活におけるあらゆる相談を受けることができる人を指します。
終活に関する資格はいずれも民間資格で、国や自治体が公認している資格ではありません。
また、教会ごとにアドバイザー・カウンセラー・マイスターなど呼び名が変わっており、運営方針や活動内容にも協会ごとの決まりがあります。
今回はあくまで「終活アドバイザー」についてのレポートになりますので、ご承知おきください。
∟講座受講後に自動で検定を受けられる
この講座の大きな特徴は、終活アドバイザー検定が講座の中に組み込まれていることです。
講座を受講した後に改めて検定の申請や、費用を振り込む必要がありません。
自分のペースで学習を進めて、好きなタイミングで検定問題を解いて提出を行うことができます。
ただし、検定の合格=アドバイザー認定ではないので注意が必要です。
アドバイザーとしての認定には別途手続きと料金が発生します。
∟費用と期間について
ユーキャンの終活アドバイザー講座は35000円で受講できます。
期間は最長で8ヶ月と定められており、期間中は1日3問まで質問をすることができます。
費用は分割も可能となっていますので、月々の支払いを押さえながら学習を進めることも可能です。
3. 終活アドバイザーになるためには
終活アドバイザー協会に所属することで「終活アドバイザー」として活動を行うことができます。
では、実際にどのようなステップを踏めば終活アドバイザーになれるのか、その方法をまとめてみました。
∟規定の講座を受講して知識をつける
終活アドバイザーになるためには、規定の講座を受講する必要があります。
ユーキャンの終活アドバイザー講座がそれにあたります。
ユーキャンは終活アドバイザー協会と提携を結んでおり、終活アドバイザーになるための講座はユーキャンでしか受けることができません。
∟検定に合格する
ユーキャンの講座の最後で、終活アドバイザー検定を受けます。
ここで合格点を取ることで終活アドバイザーへの道が開けることになります。
しかし、検定に合格したからといってSNSのプロフィールや名刺に「終活アドバイザー」と書いていいわけではありません。
∟実際に名乗るには協会への登録が必須
終活アドバイザーとして実際に活動を行うためには、就活アドバイザー協会への登録が必要になります。
登録には入会費4,000円と年会費6,000円が、ユーキャンの受講料とは別に必要になります。
この登録を行うことで協会登録のアドバイザーとして認定証が授与され、会員証も発行されるため正式にアドバイザーとしての活用を行うことができます。
終活アドバイザーとしての活動
・エンディングノートの書き方を教えるセミナーを開ける
・専門家への紹介などのコーディネート
・自治体窓口への同行 など
今回の挑戦では検定合格までを目標にしていこうと思います。
なんとなく「役に立ちそう」なユーキャン終活アドバイザーを目指すことにした受講記録その1のまとめ
残される側の私たちも、先立つ事になる人たちも、心地よい関係のままでいたい。
私は今回、そんな思いから終活に関わる知識をつけることにしました。
自分が知識をつけるだけでどれだけの変化があるかわかりません。
ですが、最低限お金に関することだけでもなるべくきれいに済ませられるようになれればな、と思っています。
これからの学習でどのように理解が深まっていくのか楽しみです。
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