>そもそもメンタルヘルス・マネジメント検定とは
メンタルヘルス・マネジメント検定とは、大阪商業会議所が主催する、職場でのメンタルケアや精神的な問題を未然に防ぐ能力や対処する能力、そのための基礎知識の習得度合いを測る検定試験です。
試験では、職場での役割によって、I種、Ⅱ種、Ⅲ種の3つの試験が用意されています。
試験概要
先ほども述べたように3段階の試験があります。
難易度はⅠ種が最も高いです。
そして各試験には、それぞれ対象者が設定されています。
Ⅰ種は、人事労務管理スタッフ、経営幹部。
Ⅱ種は、管理監督者(管理職)。
Ⅲ種は、一般社員です。
このように社内での役割によって試験が分けられているのは、社内の役割によって、メンタルヘルスマネジメントに関する知識が異なるからです。
試験はいずれもマークシート形式で行われます。
Ⅲ種の合格率は、70〜80%、Ⅱ種は50〜60%であるのに対し、Ⅰ種は20%前後です。
決して難関資格ではありませんが、Ⅰ種は別格の難易度を誇ります。
しっかり対策して試験に臨みましょう。
メンタルヘルスマネジメント検定の履歴書への記入方法
令和4年6月27日 メンタルヘルス・マネジメント検定 N種
以上のように記入すれば、十分でしょう。
ここで注意したいことは、取得した年月日を正確に記入することです。
どの資格を記載する際にも、当然のことですが、資格の名称は正確に記入しましょう。
就活に役立つのか。資格の活かし方
結論から言うと、メンタルヘルス・マネジメント検定は就活において単独だけでは役立つ度合いは限られます。
というのも、この資格の目的は外部にアピールするためにあるのではなく、試験勉強を通じたメンタルヘルスに関する知識の習得にあります。
つまり、社内で健康な職場環境や労働者のストレスを緩和するために、この検定試験は存在するということです。
ですので、資格取得に加えて何かしらの経験があると良いです。
精神科的な仕事に就きたいと考えているなら、臨床心理士や公認心理士を目指すのもよいでしょう。
メンタルヘルスマネジメント検定の履歴書のまとめ
- 記入方法:令和4年6月27日 メンタルヘルス・マネジメント検定 N種
- 就活には役立ちどは小さい。その他の経験も求められる。
- 同資格を取得することで、職場環境の改善や労働者のストレス緩和に貢献しよう。