実務技能検定協会 (編集)
出版社: 早稲田教育出版 、出典:amazon.co.jp

「ビジネス電話検定に合格したいけど、解説DVDみたいなものはあるのだろうか。受験するうえで、DVD視聴の必要はあるのだろうか?」



こうした疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

ビジネスシーンでの電話の応対スキルを問う試験であるビジネス電話検定。この資格の解説DVDの有無や、必要性について知りたい人がいるかもしれません。
今回の記事では、そんなビジネス電話検定のDVDについて詳しく紹介していきます。



ビジネス電話検定とは、2004年から実施されていた、実務技能検定協会が主催の民間の検定試験です。文部科学省後援のビジネス系検定の1つであり、電話応対のスキル習得やマナー向上を目的として行われます。実践級・知識A級・知識B級という3種類に資格区分がされています。受験資格は、知識A級・知識B級には特になく誰でも受験できますが、実践級には知識A級に合格した方のみ、という規定が設けられています。

DVDはあるのか?

多くの方が気になっているかもしれませんが、日経BPが発行しているDVDがあり、それがビジネス電話検定を受験する人にとって最適なものとなっています。「ビジネス電話応対シリーズ」という名前で発売されており、電話応対の基礎からクレーム対応までを網羅している内容となっています。全部で3巻のDVDがあり、1巻約30分の内容が収録されています。主な視聴対象としては、会社の新入社員から若手社員、ビジネスで電話を使う機会がある人、コールセンターの職員などが挙げられています。ですので、社会人または新入社員などで、ビジネス電話検定を受験する予定がある人にも対応している、と言えます。このDVDを視聴することによって、ビジネス電話の基本から電話応対の言葉遣い、応対の重要ポイントなどが学べるため、試験を受ける予定がある人には、非常に有意義な内容になっています。こちらのDVDですが、1巻あたり52,800円(税込)で、全巻セットだと158,400円(税込)で販売されています。

DVDを視聴する必要はあるのか?

上記で電話応対のDVDについて紹介しましたが、ビジネス電話検定を受験する場合、視聴しなくても合格できる可能性は十分にあります。ビジネス電話検定は、すべての級において合格率が80%を超えており、比較的難易度が低い試験です。特に出題分野の学習をしなくても、基礎的な知識だけで合格できる場合も多くあります。ですので、わざわざ電話応対のDVDを視聴する必要はそこまでないと言えます。もちろん、確実に合格を目指したい人や、電話のビジネスマナーについて不安がある人などは、DVDを購入して視聴するのも一つの手です。しかし、1巻あたりの金額も高いため、そこは自身の理解度や状況などによって決めると良いでしょう。

ビジネス電話検定のDVDのまとめ

今回の記事では、ビジネス電話検定のDVDについて紹介しました。

確実に一回で合格を目指す必要がある人や、ビジネス電話応対に関する理解を深め、効率的に資格取得をしたいと考えている人は、視聴を検討してみましょう。

実務技能検定協会 (編集)
出版社: 早稲田教育出版 、出典:amazon.co.jp