土木工事や採石現場において、大きな石などを火薬の爆発力で砕く工程が必要となることがありますが、この作業ができるのは発破技士の資格保有者のみとなります。この資格試験の難易度はどの程度なのか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、発破技士の試験難易度について詳しく見ていきたいと思います。

発破技士の試験概要は?

発破技士の資格試験は、公益財団法人 安全衛生技術試験協会が運営していて、年1〜2回、全国の安全衛生技術センターにて行われています。試験は選択式の筆記試験のみで行われ、「発破の方法」「火薬類の知識」「火薬類の取り扱い」の3科目から構成されます。合格基準は、「各科目で満点中40%以上の得点」かつ「総得点が満点中60%以上の得点」となります。試験時間は2時間で、試験手数料は6,800円です。

試験科目 出題数 配点 試験時間
発破の方法 10問 50点 2時間
火薬類の知識 5問 30点
火薬類の取り扱い 5問 20点

 

ただし、導火線発破技士または電気発破技士の資格を保有している場合、火薬類の知識、火薬類の取り扱いについては免除されるため、発破の方法のみで試験が行われ、試験時間は1時間となります。

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出典:出版社HP

発破技士の合格率は?

資格試験の難易度の指標のひとつとして合格率がありますが、発破技士ではどの程度なのでしょうか。
発破技士は毎年400〜500人程度の人が受験し、合格率は60〜70%程度となっています。過去5年間の合格率を下記の表に記載しますので、ご参考にしてください。

年度 受験者数 合格者数 合格率
2020年 336人 225人 67.0%
2019年 459人 273人 59.5%
2018年 413人 280人 67.8%
2017年 549人 335人 61.0%
2016年 686人 441人 64.3%

発破技士の難易度は?

それでは、発破技士の難易度はどのぐらいになるのでしょうか。
発破技士は、比較的難易度の低い資格試験であるとされています。
理由としては、前述した通り合格率が60〜70%と比較的高いことが挙げられます。また、問題も選択式で出題されますので解答しやすいと言えるでしょう。公式サイトにて過去問も公開されていますので、是非活用してください(公式:https://www.exam.or.jp/exmn/LCkohyo.htm)。

発破技士の難易度についてのまとめ

今回は、発破技士の難易度についてまとめてきました。

発破技士は、比較的簡単な資格試験であるとされています。加えて、発破技士は業務独占資格のひとつであるため、資格手当が支給される場合もありますので、是非この機会に取得を目指してみてはいかがでしょうか。

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