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宅建に初めて挑戦する…
そんなあなたは、一度模試を受けてみることをオススメします!
大学受験に挑戦するときなど、おそらく無意識だった「模試」。
大人になって自分から「模試」を受けようと思うと、一体どのようにすればいいのかちんぷんかんぷんになりませんか?
この記事では、模試の必要性から受験方法までを一気にご紹介します。
2021年度の合格率は全国平均の4.63倍!短期間で宅建に合格できる話題の勉強法とは?
1.そもそも「模試」ってなんだっけ?
そもそも模試とはなぜ開催されるのでしょうか?
∟試験本番を想定したリハーサル
模試は「模擬試験」の略称です。入学試験や資格試験の事前に受験者の能力を測定するなどの目的で行われる試験のこと(wiki)で、本番と同じ時間・問題量に挑戦します。
∟模試は試験直前がほとんど
模試は試験本番の直前に行われることがほとんどです。
そのため、宅建試験の模試は9月下旬〜10月第1週あたりに集中して行われることが多くなっています。
また、受験方式によっては開催日直前では申し込みが締め切られてしまっている可能性もあります。
模試を受けたいと思っているなら、事前の情報収集も必要です。
∟自分の現在地を把握するのに最適
模試の最大のメリットは、自分が今どのくらいの実力なのかを客観的に判断できるようになることです。
過去問などは繰り返し解いていると、無意識に答えを暗記してしまっている可能性があります。
模試を通して「初めて見る問題」での正解率、気持ちの余裕などを経験することで、本番前に自分がどのような状態にあるのかを知ることができます。
2.模試は受けるべき?受けないべき?
模試については、申し込みの手間なども含めて「受けるべき?受けないべき?」という疑問が湧く方もいるでしょう。
∟基本は「受ける」一択!
上記でも説明した通り、今の自分も実力を知っておくためにも模試は受けることをオススメします。
模試を受けることより、自分の弱点が明確になります。残された時間を有効に使えるようになるので、合格にグッと近づきやすくなるのです。
また、会場試験を受験することで、本番に近い緊張感や持ち物の確認などもできます。
∟その中でも「受けない」方がいいのはどんな人?
しかし、中には受けない方が良い人もいるでしょう。
それは過去問演習が不十分な人です。
ある分野の過去問を一切解いたことがない、まだ開いていないテキストがある人などは、模試を受けている場合ではありません。
模試は本番と同じく試験時間は2時間かかります。また、模試によっては試験後に解説を行うこともありますので、場合によっては丸1日が模試で潰れてしまうことになります。
移動時間や模試に向けた準備などに使う時間があるなら、一刻も早く消化していない過去問に取り組むべきでしょう。
∟スケジュールに余裕がある人は受ける前提で動こう
6月・7月ごろから学習を始める人は、模試も視野に入れながらスケジュールを組みましょう。
それ以前から学習をスタートさせている人は、言わずもがな。
3ヶ月で合格を目指す!というような短期決戦を考えている人にはあまりお勧めできませんが、あえて模試を受けて弱点を浮き彫りにしてみるというのも一つの手段と言えます。
3. 主な宅建試験の模試について
では、宅建試験の模試はどのようにして受ければ良いのでしょうか?
∟会場受験と自宅受験と市販問題集
宅建の模試には3つの種類があります。
・会場試験
本番と同じように、広い会場に足を運んで現地で試験を受けるやり方です。
感じられる雰囲気も本番にかなり近くなるため、リハーサルとして最適です。
主な試験…ジ・オープン・モギ(住宅新報、日建学院、資格の大原、Kenビジネススクール(4社共同)、宅建士模試(LEC、総合資格学院、三省堂、プラチナ出版(4社合同))・全国統一公開模擬試験(日建学院)など
・自宅受験
模試用に作られた問題を自宅で解くやり方です。
解答方法はマークシートとウェブ解答の2パターンがあります。(提供者によって異なります)
移動時間がない分、受けやすいものになっています。
主な試験…全国公開模試(TAC)、試験直前対策模擬試験講座(フォーサイト)など
・市販問題集
毎年大手の専門学校が監修をした予想問題集が販売されます。
予想の的中率が高く、他の方法に比べて安価で多くの模試に挑戦することができます。
ただし、採点による合格率の判定や総評などはもらうことができませんので注意が必要です。
∟目的によって挑戦する模試を考えよう
どの模試がおすすめか?については、その人その人によって異なります。
以下のメリット・デメリットを見ながら、自分がどの方法なら一番メリットがあるのかをしっかり見極めて受験しましょう。
・会場試験
メリット…移動方法や本番の空気感などを事前に体験できる。全体向けの解説を聞くことで新鮮味のある情報を得られる
デメリット…最もお金がかかる。時間的なロスが一番大きい
おすすめの人…緊張しやすい人/一人で黙々とやるとサボりがちな人
・自宅受験
メリット…移動なしでも総評や評価をもらえる。開催期間に余裕があるので、自分のペースで受験できる。リアルタイム配信ありの模試の場合は、会場受験と同じくらい新鮮な情報がもらえる可能性がある
デメリット…web受験は、本番と様式が異なるのでリハーサルとしてはいまいち。郵送受験の場合は結果の到着までに時間がかかる
おすすめの人…仕事などでスケジュールの確保が難しい人/試験直前でも総評などが欲しい人
・市販問題集
メリット…金銭的メリットが最も大きい。予想的中率は高い傾向にあるので、初めてみる問題に対してのハードルを下げることができる。
デメリット…相対的な評価を知ることができない
おすすめの人…自力でどんどん学習を進めたいタイプの人/過去問演習等を5回以上解いている人
∟重要なのは結果ではなく、結果後の取り組み方
いずれの模試でもいえるのは、結果に一喜一憂しないこと。
模試の目的は、自分の実力を客観的に認識することです。
たとえ模試の結果が合格基準点を超えていたとしても、油断は禁物です。
間違った問題はどんなものか?
その理由はなんなのか?
正解した問題でも、自信を持って答えられていたか?
など、一回の模試でも得られる情報は膨大です。
模試によって浮き彫りになった苦手分野を集中的に復習して、本番に向けて完成度を高めていくことが重要になります。
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宅建の合格に模試は必要なのか?模試の必要性や受験方法などを一気に紹介のまとめ
一言に「模試」と言っても、さまざまな形があります。自信をつけたい時などは、とにかく模試を受けまくって合格点を取れるようになることを目標にしてしまいがちです。
模試を受けることが目的にならないよう、しっかり事前の情報収集を行い、宅建試験本番での合格獲得を目指しましょう!