【be動詞の基本】人称・時制ごとの変化一覧

be動詞の人称と時制変化は基本中の基本です。英語をやり直す人はここから再確認していくことをオススメします。ここでは一目でわかるよう、be動詞の変化形を一覧にして掲載します。文章を読み解く上で必須とも言える基礎知識となります。

 

 

 

人称によるbe動詞の時制変化を理解する

ここではbe動詞の時制変化について解説していきます。be動詞とは、状態や存在を表す基本的な動詞です。よくbe動詞は「=」としての役割を果たすとも言われています。例えば「私は背が高い」と表現する場合、「I am tall」と表現しますが、この文から、「I=tall、私=背が高い」という等式が成り立つためです。be動詞には「is」、「am」、「are」があり、主語の人称や単数複数、時制によって下記のように活用します。

 

 

 
【単数】 現在形 過去形
1人称[I] am was
2人称[you] are were
3人称[it/he/she/固有名詞] is was
【複数】
全ての人称 are were
※過去分詞形は全て「been」

 

 

ここでこの活用の仕方を人称ごとに解説していきます。

1人称[I]

1人称は話し手を表す代名詞です。英語では私「I」と私たち「we」の2つが代名詞に当てはまります。それでは、活用方法を説明するので、下の例を見てください。

現在形:I am sick.(私は風邪です)、We are friends.(私たちは友達です)
過去形:I was sick.(私は風邪でした)、We were friends.(私たちは友達でした)
現在完了形:I have been sick for three years.(私は3年間風邪を引いています)、We have been friends for three years.(私たちは3年間友達です)

以上のように、「am」→「was」→「been」と活用していきます。また、文中では「I=sick」、「We=friends」という等式も成り立っていることに注意しましょう。

 

 

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出典:出版社HP

2人称[you]

2人称は聞き手を表す代名詞です。英語では、あなた「you」を表します。活用の仕方ですが、

現在形:You are sick.(あなたは風邪です)
過去形:You were sick.(あなたは風邪でした)
現在完了形:You have been Tom for three years.(あなたは3年間風邪を引いています)

2人称では、「are」→「were」→「been」と活用していきます。また、ここでも「You=sick」と主語(S)と補語(C)がイコールで結ばれるという第2文型を取ります。

 

 

3人称[it/he/she/固有名詞]

3人称とは話し手と聞き手以外で話の中に登場する人や物、出来事などを表現する代名詞です。英語では、それ「It」や彼「he」、「I」、「We」、「You」以外の代名詞のことを言います。3人称の活用方法としては下記の通りです。。

現在形:He is sick.(彼は風邪です)、They are friends.(彼らは友達です)
過去形:He was sick.(彼は風邪でした)、They were friends.(彼らは友達でした)
現在完了形:He has been sick for three years.(彼は3年間風邪を引いています)、They have been friends for three years.(彼らは3年間友達です)

 

 

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出典:出版社HP

このように、単数形の場合は「is」→「was」→「been」。複数形の場合は「are」→「were」→「been」と活用していきます。このときにも、「He=sick」と「They=friends」という等式が成り立っています。

 

今回は「各人称のbe動詞の時制変化」について解説してきました。TOEIC®では問題を解く際に、時制の変化が解答への手掛かりになることがあります。ここでしっかり基本を押さえた上で、問題で活用して頂ければと思います。