ドイツ語はEUで最も話されている言語です。日本語のなかにもドイツ語由来の外来語が数多くあるので、ドイツ語を勉強している方、興味を持っている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、ドイツ語技能検定合格を目指すために、おすすめの参考書をご紹介します。
ドイツ語技能検定の概要
ドイツ語技能検定は、公益財団法人ドイツ語学文学振興会が主催している検定試験です。階級は1級、準1級、2級、3級、4級、5級の6種類があります。
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級 |
内容 |
時間 |
検定料(税込) |
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1級 |
標準的なドイツ語を不自由なく使え，専門的なテーマに関して書かれた文章を理解し，それについて口頭で意見を述べることができる。 複雑なテーマに関する話やインタビューの対話などの内容を正確に理解できる。複雑な日本語の文章をドイツ語に，ドイツ語の文章を日本語に訳すことができる。 対象は，数年以上にわたって恒常的にドイツ語に接し，十分な運用能力を有する人。 語彙制限なし |
筆記試験：120分 聞き取り試験：約40分 |
13,500円 |
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準1級 |
ドイツ語圏の国々における生活に対応できる標準的なドイツ語を十分に身につけている。 新聞などの比較的複雑な記事や論述文などを読むことができる。 自分の体験などについて詳しく話し，社会的･実用的なテーマについて口頭で自分の考えを述べることができる。 比較的長い文章の要点を聞き取り，短いドイツ語の文章を正しく書くことができる。 対象は，ドイツ語の授業を数年以上にわたって継続的に受講し，各自の活動領域においてドイツ語に習熟しているか，これと同じ程度の能力のある人。 語彙5000語 |
筆記試験：90分 聞き取り試験：約35分 |
11,500円 |
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2級 |
ドイツ語の文法や語彙についての十分な知識を前提に，日常生活に必要な会話や社会生活で出会う文章が理解できる。 やや長めの文章の主旨を理解し，内容についての質問に答えることができる。 具体的・抽象的なテーマについてのインタビューや短い記事の内容を聞き取ることができる。 短いドイツ語の文を正しく書くことができる。 対象は，ドイツ語の授業を約180時間（90分授業で120回）以上受講しているか，これと同じ程度の学習経験のある人。 語彙3000語 |
筆記試験：80分 聞き取り試験：約30分 |
9,500円 |
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3級 |
ドイツ語の初級文法全般にわたる知識を前提に，簡単な会話や文章が理解できる。 基本的なドイツ語を理解し，ほとんどの身近な場面に対応できる。 簡単な内容のコラムや記事などの文章を読むことができる。 短い文章の内容を聞き，簡単な質問に答え，重要な語句や数字を書き取ることができる。 対象は，ドイツ語の授業を約120時間（90分授業で80回）以上受講しているか，これと同じ程度の学習経験のある人。 語彙2000語 |
筆記試験：60分 聞き取り試験：約30分 |
7,500円 |
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4級 |
基礎的なドイツ語を理解し，初歩的な文法規則を使って日常生活に必要な表現や文が運用できる。 家族，学校，職業，買い物など身近な話題に関する会話ができる。 簡単な手紙や短い文章の内容が理解できる。 比較的簡単な文章の内容を聞き，質問に答え，重要な語句や数字を書き取ることができる。 対象は，ドイツ語の授業を約60時間（90分授業で40回）以上受講しているか，これと同じ程度の学習経験のある人。 語彙1000語 |
筆記試験：60分 聞き取り試験：約25分 |
5,500円 |
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5級 |
初歩的なドイツ語を理解し，日常生活でよく使われる簡単な表現や文が運用できる。 挨拶の表現が適切に使える。自分や他人を簡単に紹介することができる。 広告やパンフレットなどの短い文の中心的な内容が理解できる。 必要に応じて簡単な数字やキーワードを書き取ることができる。 対象は，ドイツ語の授業を約30時間（90分授業で20回）以上受講しているか，これと同じ程度の学習経験のある人。 語彙550語 |
筆記試験：40分 聞き取り試験：約20分 |
4,500円 |
ドイツ語技能検定のおすすめ参考書
独検対策準1級・1級問題集
独検合格らくらく30日“準1級”ドイツ語技能検定試験・対策問題集
独検合格らくらく30日“2級”ドイツ語技能検定試験・対策問題集
独検合格らくらく30日“3級”ドイツ語技能検定試験・対策問題集
独検合格らくらく30日“4級”ドイツ語技能検定試験・対策問題集
独検過去問題集〈5級・4級・3級・2級・準1級・1級〉
独検過去問題集<2級・準1級・1級>
独検過去問題集<5級・4級・3級>
キクタンドイツ語入門編―独検5級レベル聞いて覚えるドイツ語単語帳
ドイツ語技能検定のメリット
単位認定制度を取り入れている大学や，編入学の資格認定の条件，入学試験の優遇措置などを対象にしている大学など，独検の資格があると有利に働くことがあります。
ドイツ語技能検定はどんな人におすすめ？
・外国語の検定試験を、受験資格の要件にしている大学を受験する人
・ドイツ語圏への留学を目指す人
・ドイツと取引がある会社への就職を希望する人
・全国通訳案内士の取得を目指す人
・自分の語学レベルを確認したい人
ドイツ語技能検定のまとめ
合格を目指して勉強することは，モチベーションの維持につながります。自分のドイツ語の実力を上げたいという方は、ぜひ今回の記事で紹介したおすすめの参考書から、ご自身に合った参考書を見つけて実力アップを目指しましょう！