電卓技能検定には1〜7級の他に段位というものもあます。
レベル分けが細かくされていることから、
「それぞれの級や段位がどのくらいのレベルなのか」
「どの級から受験すれば良いのか」
と悩んでいる人も多いと思います。
そこで、本記事では電卓技能検定の難易度について紹介します。
電卓技能検定の試験内容
電卓技能検定の試験種目は以下のとおりです。
段位 | 乗算の部(100問)
除算の部(100問) 見取算の部(60問) 伝票算の部(60問) |
1・2・3・4級 | 乗算の部(50問)
除算の部(50問) 見取算の部(30問) 伝票算の部(30問) |
5・6・7級 | 乗算の部(50問)
除算の部(50問) 見取算の部(50問) |
また、試験内容は以下の通りです。
段位 | 各部とも一般計算、小計、合計、構成比率の算出。乗算・除算の一般計算は、無名数問題と名数問題。見取算に負数問題2問。 |
1・2級 | 各部とも一般計算、小計、合計、構成比率の算出。乗算・除算の一般計算は、無名数問題と名数問題。見取算に負数問題1問。 |
3・4・5・6・7級 | 各部とも一般計算、小計、合計、構成比率の算出。一般計算は、整数問題。 |
試験種目や試験内容から分かるように、級ごとに大きく問題内容が変わるということはありません。
段位は初段〜十段、名人位、満点名人位と続いています。
電卓技能検定の難易度
段位 | 普通〜難 |
1・2級 | 普通 |
3・4・5・6・7級 | 易〜やや易 |
日頃電卓を利用している人であれば、3級までならすぐに合格することができます。
特に、5〜7級は伝票算の部もなく対策をするのもより簡単な試験なので、受験者は小学生や中学生が多くいます。
社会人であれば3級くらいから始めるのが良いでしょう。
1・2級は電卓慣れしている人でも少し対策をしておいた方が安心です。
自分の電卓を打つスピードが試験の合格レベルに達しているか、答案の正確性などを確認しましょう。
段位からは上のレベルへ行くのが難しくなってきます。初段と弍段は40%の正答率、十段では88%の正答率が必要です。
試験時間が40分間で出題される問題数が320問なので、単純計算で1問7.5秒以内に解かなければ制限時間に間に合いません。
そのように考えると、十段や名人位、満点名人位になるのが難しいということがよくわかります。
特に、七段合格からは難易度が非常に高くなります。
毎日電卓を打ち、速さや正確性を磨いていくことでより上の段位へ到達することができるようになります。
電卓技能検定の難易度のまとめ
本記事では、電卓技能検定の難易度について紹介しました。
級位は日頃電卓を使っている人にとって難しい試験ではありません。
ですが、段位に合格するためにはより電卓技能を高めなければなりません。
電卓の技能を高めたいと考えている人は、段位取得を目指してみてください。