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ユーキャンには初心者からでも資格を取れる本格的な講座の他にも、生活の質を高めて豊にしてくれる講座がたくさんあります。今回はその中でも「国語の常識」という講座に注目してみました。
1.国語の常識講座とは?
1日15分〜20分のレッスンを進めていくことで、国語力を高めていくことができる講座です。一般常識レベルから、知っていると周りと少し差がつく知識までを幅広くカバーしてくれます。
∟講座の特徴
公式ページなどでも紹介されている講座の特徴は以下の3つになります。
・1日15分〜20分の学習時間で国語力が身につく
・ステップアップ方式のカリキュラムで、国語の総合力をアップ
・日本語検定3級4級レベルに対応
メインはテキスト学習となり、添削課題を提出することで学習の定着具合を見ることができます。
カリキュラムは語彙→漢字→文法→文章→話し方と言うようにステップアップ方式で組まれているので、徐々に理解が深まっていくようになっているのが特徴です。
日本語検定3級4級レベルとは、中学・高校卒業〜社会人基礎の国語力を指します。そのため、この講座で身に付けられる国語力のレベルは「社会人として基本的な知識」とされるものです。
テキスト全体を見たイメージとしては、国語の資料集と社会人研修の内容を簡潔にまとめているように感じられました。
前半は知識を増やすことが中心ですが、後半はすぐに実践できる文章の作り方・話し方の例がたくさんまとめられています。
∟講座を学習するメリットは?
なぜ今、この講座が提供されているのでしょうか?
それには、現代人がうすうす感じている「言葉の乱れ」が原因だと思われます。
文部科学省が平成23年度に行った「国語に関する世論調査」において、他人が使う言葉使いについて「気にしたことがない」と答えたのは、わずか30%程度!
残りの70%余りの人が「気になる」と他人の言葉遣いに違和感を覚えているのです。
実際、皆さん自身も思うところはありませんか?
この言葉の表現、合ってるのかな…
メールの文章、おかしくないかな…
ありきたりな表現で、つまらないと思われないかな…
などなど、日常のふとしたところで自分の語彙力、文章構成、言葉の使い方が気になることがあると思います。
この国語の常識講座を学習することで、そういった日常の「あれ?」を少しでも無くして自分の言葉や表現に自信を持つことができるようになるでしょう。
∟実際に送られてくるものを見てみよう
講座に申し込むと、以下の教材が送られてきます。
・メインテキスト5冊
・索引辞典
・手紙・ハガキ・メール文例集
・添削課題集
・日本語検定過去問集
テキスト1冊につき、添削課題を1回ずつ出していきます。最後に総合テストを提出することでおよそ6ヶ月の期間を使いながら国語力のアップを目指していきます。
2.国語の常識講座の実際の中身について
∟メインテキスト
メインテキストは、それぞれ学習する単元を明確に分けたものになっています。
見開き2ページで一つのポイントを学習し、ミニテストで定着を目指していく構成になっています。
誌面は赤と黒の2色刷りで、小さくイラストなども入っているのでシンプルで見やすいです。
∟学習を助ける教材
学習を助ける教材として索引辞典、文例集、日本語検定過去問集があります。
索引辞典
主にテキスト第1巻・第2巻で学習する単語や漢字、慣用句、言葉の表現について詳しく解説しています。語彙を増やしたり、敬語の表現を整理するのに活用することができます。
文例集
様々なシーンで使える文例が載っています。1シーンにつき1例のみなので少ないように感じますが、再婚のお知らせや苦情に対する文章対応など、少し複雑な状況のシーンのものも掲載されているので痒いところに手が届くありがたさもありますね。
日本語検定過去問集
3級・4級の過去問がそれぞれ2回分ずつ収録されています。
問題のほかに、解答と解説がついていますので自己採点をしながら学習を深めることができるのが特徴です。
自分の国語力を試すのにぴったりです。
∟中身の感想
学習内容が日本語検定3級・4級レベルの習得ということもあり、大学受験を経験したり国家資格のための勉強をした人などは「これにお金を払うのか…」と思ってしまってもおかしくない内容です。
しかし、社会に出てからいちいち「電話対応での話し方がおかしい」「語彙力が少ないから勉強しろ」など注意されることはあっても、学習内容を提案してくれる機会はなかなかありませんよね。
これは、改めて国語を学習しよう!と意気込みを持ってお金を払った人だけが有効活用できるものなのかもしれません。
3.国語の常識講座の課題について
国語の常識講座には、6回の添削課題があります。
国語力の定着度を見るもので、簡単な小テストのようなものでした。
∟提出課題とスケジュール
課題は、A4裏表1枚の解答用紙に答えを書き込んで郵送で添削をしてもらいます。
テキスト1冊が終わるごとに、その単元から出題される問題を解いていく流れです。
各テキストを約1ヶ月で読み込み、5回の課題を提出。
その後、これまでの内容を総合した問題を1回の全6回を進めることで、目安とされている6ヶ月のスケジュールを組むことができます。
∟課題の内容について
問題数は平均で10問あります。選択肢を選ぶだけのものもあれば、直接単語を書き込む必要がある記述式も含まれていました。
第1回を解いたときは、テキストで学習した内容だけでなく補助教材のみに乗っている情報も一部ありました。
感覚としては、中高時代の小テストのような感じです。
テキストをしっかり読み込んでいれば満点に近い点数が取れますが、知識としての定着度を図るには少し易しすぎる気がします。
∟提出方法
問題の解答を解答用紙に直接記入し、送られてきている指定の封筒に入れてポストに投函します。
切手は貼られていないので、自前で用意する必要がありますね。
およそ2週間後に添削された解答用紙が返送されてくるそうです。
4. 国語の常識講座の課題がおすすめの人
ここまでユーキャンの国語の常識講座の内容についてまとめてきました。
内容を踏まえて、どんな人にこの講座がおすすめなのかを考えていきたいと思います。
∟お子様の小学受験・中学受験を考えている親御さん
講座の前半は、日本語の語彙力や漢字についての理解を深める分野になっています。テキスト第4巻では文章構成や作文の書き方などについても学習することが可能です。
お子様の学習範囲や受験対策の土台となる国語力を鍛えることで、自信を持って受験のサポートができるようになるでしょう。
また、親自らが学習をする姿勢を見せることで、お子様への刺激にもなるかもしれません。
∟子育てを終えたり、仕事を退職して時間が余っているシニア世代
この講座では、国語の成り立ち以外にも時代に合わせて変化していった日本語を学ぶことができます。
テキスト第5巻の話し方では、年齢を重ねてから頼まれることが多いスピーチについての具体例も示されています。
これまで培った知識の上にさらに学習を重ねることで、人生の先輩として恥ずかしくない日本語の力を身につけることができるでしょう。
∟転職を考えている社会人の方
社会人になってから国語を学び直すなんて、恥ずかしいことでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
この講座では語彙力や知識だけでなく、文章力・会話力の全てを総合的に鍛えることが可能です。
最近の転職活動では、スキルや資格だけでなく人間性のマッチングも重要視されるようになりました。きちんとした国語力を備えていることは、転職において有利に働くことでしょう。
ユーキャンの国語の常識講座とは?実際に受講してメリットやおすすめの人を紹介のまとめ
中学や高校の授業で、国語便覧という資料集がありましたよね。
イラストや写真などと一緒に、文化的な背景や豆知識など豊富な情報を紹介してくれています。
この国語の常識講座のテキストは、まさにその現代版といった形です。
内容を実用的なものに絞り込み、シンプルでわかりやすくまとめています。
大人になってから国語を学ぶことに抵抗を感じられる方も多いでしょう。
この講座の内容は“常識”の名の通り、これまで一度はどこかで学習したことがあることばかりです。しかし、知っている人はたくさんいても、正しく理解して日常に活用できている人はほとんどいないのではないでしょうか?
そういった「当たり前のことを当たり前に」できるようになりたい人には、しっかりお金を払って学習する価値がある講座です。
気になる方は、まずは資料だけでも請求してみましょう。