ビジネス能力検定の独学勉強法は「問題集を繰り返し解く」「級ごとにポイントを押さえて勉強する」です。

ビジネス能力検定の試験問題は、社会人の基礎であるビジネスマナーから会計諸表の読み取りまで、範囲が広いです。

そのため、早めに実践的な問題に触れて、問題を解きながら、覚えていくのが効率的です。

 

級ごとに問われる内容とその難易度が異なります。どの級でどの分野が問われるのか正確に把握したうえで学習を進めないことには、合格が望めないかもしれません。

 

ビジネス能力検定の勉強法:問題集を繰り返し解く

3級:ビジネスマナー

3級はビジネス能力検定で最も難易度が低い級です。

主な出題内容は、ビジネスマナーです。

問題集を周回して、ビジネスマナーや常識を覚えきりましょう。



まだ社会に出たことのない学生には、馴染みが薄い分野かもしれませんが、しっかりと取り組みましょう。

 

 

2級:思考力

2級では、自分の仕事の結果のみならず、自分のチームでの仕事を円滑に進めるために、上司や部下との調整弁のような役割をこなせる能力が求められます。

このような問題解決には思考力が不可欠です。

ですから、これも問題集を解き進めることで、3級で主に問われる内容のブラッシュアップをしながら思考力を鍛えていきましょう。

 

 

1級:会計諸表

1級では、マネージャークラスの知識や実践力が試されます。

2、3級は一般常識の範囲だと感じた人にも、1級は決して一般常識レベルではないでしょう。

なかでも、会計諸表の読み取りに最も力を入れましょう。

これらの対策にも有効なのが、問題集を解くことです。

 

間違えた問題は、必ず解答解説を読んでフォローしましょう。

 

ビジネス能力検定のおすすめのテキスト

おすすめするテキスト・参考書は、各級の公式問題集です。

この問題集を、各級ごとに周回することで、確実に合格に近づくことができます。

 

 

ビジネス能力検定ジョブパス3級公式試験問題集

一般財団法人職業教育・キャリア教育財団 (監修)
出版社 ‏ : ‎ 日本能率協会マネジメントセンター:、出典:出版社HP




 

ビジネス能力検定ジョブパス2級公式試験問題集

一般財団法人職業教育・キャリア教育財団 (監修)
出版社 ‏ : ‎ 日本能率協会マネジメントセンター:、出典:出版社HP

 

 

ビジネス能力検定ジョブパス1級公式試験問題集

一般財団法人職業教育・キャリア教育財団 (監修)
出版社 ‏ : ‎ 日本能率協会マネジメントセンター:、出典:出版社HP

 

 

ビジネス能力検定の試験情報




試験情報として、試験日、受験料、合格率、試験内容、試験の方式などをお伝えします。

ここの情報は、当記事執筆当時のものですので、受験を決した際には、必ず、主催団体が発する試験要項を確認するようにお願いします。

まず、このビジネス能力検定試験に各級とも受験資格はありません。ですから、誰でも受験をすることができます。

 

受験日は、各級、年に2回設けられています。

 

合格率は、1級が36.8%、2級が71.4%、3級が82.5%です。

 

 

3級はビジネス常識、2級はビジネス常識だけでなく問題解決と業務遂行能力が問われます。

1級は、論理的な思考力やマネジメント能力、推進能力が問われます。

 

2、3級はCBT方式で実施されますが、1級は記述入力方式です。

 

受験料は、2級:4,200円、3級:3,000円、1級:8500円(税込)です。

 

合格基準は、2級:65/100点、3級:70/100点、1級:60/100点(体系的知識問題25点、実践応用問題20点以上の得点、なお体系的知識問題で基準点に満たない場合実践応用問題は採点されない)

 

ビジネス能力検定の勉強法・参考書のまとめ

ここまで、ビジネス能力検定の勉強法・おすすめテキストを紹介してきました。

 

上記の方法は、あくまで筆者が考えるものなので、各自で勉強する中で、自分の”型”のようなものを見つけられると良いかと思います。

 

 

勉強を進めていくと、自分にとって最適な勉強方法が見つかると思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。