谷所健一郎
出版社:マイナビ出版、出典:出版社HP

そもそも証券アナリストとは?

 

証券アナリストは、企業が公開している決算書などの情報に基づいて、

高度な専門知識や分析技術を駆使し、企業の有価証券の価値や動向を予想したり、投資家への助言などの金融サービスを提供する職業のことを指します。

 

その際、必要となるのは「CMA資格」です。

CMAを取得するためには、公益社団法人日本証券アナリスト協会が定める講座(CMA講座)を受講し、試験に合格した上で、3年以上の実務経験を積む必要があります。

 

CMA講座と付随するテストは、2段階に分かれています。

この2段階の講座とテストをそれぞれ突破する必要があります。

いずれのテストも合格率は5割前後と難易度はそこまで高いとは言えないので、努力が報われやすい試験といえるでしょう。

 

証券アナリストの履歴書の記入方法

書き方は下記のように書くと良いでしょう。

令和N年N月N日 証券アナリスト 取得

ここで注意したいことは、取得した年月日を正確に記入することです。

どの資格を記載する際にも、当然のことですが、資格の名称は正確に記入しましょう。

 

 

証券アナリストが評価される業界・職種!

 

証券アナリストは、銀行や証券会社、保険会社への就職で役立つ可能性があります。

しかし、近年、証券市場が混沌としてきていることもあり、上記以外の業界でも重視されることがあるようです。

現代においてどの業界を志望するにしろ、この資格をもっておいて損はないでしょう。

アナリストの仕事は無資格でもこなすことができるので、CMAを取得しないと、アナリストになれないわけではありません。

しかし、社会的な信用を考慮すると、アナリストとして働くならば、CMAをもっていることはもはや当然のことなので、是非取得しましょう。

 

証券アナリストの履歴書への記入方法のまとめ

 

ここまで、証券アナリストの履歴書への記入方法、就職に役立つのか、そしてどの級からなら履歴書に書けるのか、について解説してきました。

 

  • 記入方法:令和N年N月N日 証券アナリスト 取得
  • 証券アナリストは、金融機関への就職でアピールできる!