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収益認識・会計基準の本の選び方

収益認識は、売上がいつどのように記録されるかを決定する会計規則は、会計ルールを収益認識基準という呼称があり、これらの基準には、基本パターンとして、出荷基準、配送基準、および受け入れ基準が含まれます。 ただし、どの基準を採用するかはビジネスモデルによって異なります。そこで今回はそのような収益認識会計基準を学べる書籍を紹介します。最新の考え方、具体例が示された書籍と多くありますので、手にとってみましょう。

 

「収益認識会計基準と税務」完全解説

本書は、令和3年4月から適応される改正に対応した「収益認識に関する会計基準」の解説書です。改正によって定められた「注意事項」の取り扱いについて詳しく具体例を用いて説明しています。計算例も豊富で実務での疑問を解消することができ、おすすめの一冊です。

太田 達也 (著)
出版社 ‏ : ‎ 税務研究会出版局、出典:出版社HP

IFRS「収益認識」プラクティス・ガイド

本書は、IFRS(国際財務報告基準)第15号の「顧客との契約型生じる収益」を詳しく解説した本です。IFRSを利用する企業の実務に則って作成されたケーススタディの中でも、特に日本企業の実務で役立つものを厳選して解説しています。米国基準との差異も把握することができるためおすすめの一冊です。

PwCあらた有限責任監査法人 (編集)
出版社 ‏ : ‎ 中央経済社、出典:出版社HP



Q&A 収益認識における 会計・法人税・消費税の異同点

本書は、「企業会計」・「法人税」・「消費税」の三つの観点で収益認識における異同点をわかりやすく解説した本です。平成30年度の税制改正や同年5月の法人税基本通達の改正など、収益認識を巡るそれらの問題について取り扱いの差異などに着目して説明しています。会計や税務に携わる専門家の方々におすすめの一冊です。

成松 洋一 (著)
出版社 ‏ : ‎ 税務研究会出版局、出典:出版社HP



ケース&図解でわかる 収益認識基準の基本と実務

本書は、2021年4月より適用となった収益認識会計基準を基礎からわかりやすく解説した本です。図解が豊富に使用されており、また国税庁公表の「収益認識基準による取り扱いの例」をかみくだいて62のケースとして解説がされています。わかりやすい本で収益認識をしっかりと理解したい方におすすめの一冊です。

有限責任監査法人トーマツ (編集)
出版社 ‏ : ‎ 中央経済社、出典:出版社HP



ケーススタディでおさえる収益認識会計基準―すぐわかる契約・税務のポイント

本書は、収益認識基準を熟知し企業実務にも理解の深い筆者による収益認識基準の概要を説明した本です。「収益認識会計基準」があることで実際に企業の契約実務や税務においてどのような面で影響するのか理解することができます。企業の経理担当者が朝得ておきたいポイントがコンパクトにまとまっており、おすすめです。



フローチャートでわかる! 収益認識会計基準

本書は、「週刊 経営財務」の人気著者による収益認識会計基準を丁寧に解説した入門書です。企業において重要な「売上」に影響するため適切な理解が必要となる収益認識会計基準を難しい表現の言い換えや、具体例の使用などによってわかりやすく解説しています。ベテランから入門者までどんなレベルの方にもおすすめです。

内田 正剛 (著)
出版社 ‏ : ‎ 税務研究会出版局、出典:出版社HP

何が変わる? 収益認識の実務

本書は、2021年4月開始年度より適用となる収益認識基準における現行実務からの変更点について解説した本です。収益認識会計基準の改正によって、実務上の会計処理がどのように変わるのか主要項目ごとにわかりやすく説明しています。また、税務上の取り扱いにも対応しているため企業で会計を担当する方におすすめです。

EY新日本有限責任監査法人 (編集)
出版社、出典:出版社HP



奇跡の通達改正 収益認識に関する会計基準への税務対応

本書は、収益認識会計基準を受けて改正された法人税の基本通達について解説した本です。「収益の認識単位」「収益の算定」「収益の認識」の三要素を体系化して解説しているため、実務に役立つような知識を身につけることができます。この本一冊で収益認識の会計基準への税務対応を網羅することができ、おすすめの一冊です。

山本史枝 (著)
出版社 ‏ : ‎ 清文社、出典:出版社HP

業種別・収益認識基準の適用実務

本書は、収益認識基準の実務への適用方法を業種別に解説した本です。表記・注意事項の定めを追加した改正収益基準、それに対応する改正財務諸表等規則等を網羅しています。小売業、卸売業、I T業界、建設業などそれぞれの業種特有の論点についても丁寧に解説しているため、業種特有の会計処理を知りたい方におすすめです。

日本橋アカウンティングサービス (編集), 朝日ビジネスソリューション (編集), 朝日税理士法人 (編集)
出版社 ‏ : ‎ 中央経済社、出典:出版社HP



取引事例に見る「新たな収益認識基準」実務対応

本書は、2018年以降強制適用となったIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」をもとに新たな収益認識基準について解説した本です。具体的な取引事例を挙げながら、実務でどのように対応していくべきなのかをわかりやすく解説しています。それまでの基準と新しく適用された基準の違う点を明確に把握したい方におすすめです。

山本 史枝 (著)
出版社 ‏ : ‎ 清文社、出典:出版社HP

収益認識のポジション・ペーパー作成実務

本書は、収益認識基準適用後の会計処理の実務について解説した本です。「別個の財・サービス」「進捗度の見積もり」「支配移転の一時点の決定」など14例を通して実践的に学ぶことができます。ポジション・ペーパーの作成方法で困っている方におすすめの一冊です。

高田康行 (著), 太陽有限責任監査法人 (編集)
出版社 ‏ : ‎ 中央経済社、出典:出版社HP

収益認識の会計実務

本書は、2021年4月開始年度より強制適用される収益認識基準をわかりやすく解説した本です。収益基準を読み解くポイントや、収益基準とIFRS第15号との間の主要な相違点についてなど理解しやすいように丁寧に解説されています。基本編と実践編に分かれて構成されているため、順を追ってしっかりと理解したい方におすすめです。

PwCあらた有限責任監査法人 (編集)
出版社 ‏ : ‎ 中央経済社、出典:出版社HP

新しい収益認識基準のシステム対応

本書は、2021年4月開始年度より適用となる新たな収益認識基準について、「法令」「システム」「プロセス」の3つの視点から解説した本です。経理部門以外の方に向けてどのような対応が求められるのかをわかりやすく解説しているため、非常におすすめです。

岩谷 誠治 (著)
出版社 ‏ : ‎ 中央経済社、出典:出版社HP

図解 収益認識基準のしくみ

本書は、2021年4月開始年度より強制適用される収益認識基準について図解で解説した本です。見開きの図解で各項目の全体像を理解し、その後例題を通して会計処理の具体的な手順を理解することができます。収益認識基準の全体のイメージがなかなか掴めないという方におすすめの一冊です。

あずさ監査法人 (編集)
出版社 ‏ : ‎ 中央経済社、出典:出版社HP

図解でスッキリ 収益認識の会計入門

本書は、収益会計基準を1テーマごとに見開きの図解を用いてわかりやすく解説した本です。会計に関する知識があまりない方でも理解できるよう専門用語を少なめにし、図を見れば理解できるように構成されています。キャラクターが用いられていて楽しく読み進められるため、初心者の方にもおすすめです。

EY新日本有限責任監査法人 (編集)
出版社 ‏ : ‎ 中央経済社、出典:出版社HP

注文の多い料理店で学ぶ収益認識会計

本書は、収益認識会計基準を注文の多い料理店の山猫たちの会話から解説した本です。収益認識基準において知っておきたい重要項目を全27話の会話を読み進めることで理解することができます。文章だけでは理解しにくい内容を図解などからわかりやすく説明しているため、初心者の方にもおすすめの一冊です。

金子裕子 (著), 植野和宏 (著)
出版社 ‏ : ‎ 中央経済社、出典:出版社HP

法人税における収益認識の研究

本書は、企業会計を基底とする法人税の課税所得計算のための収益認識基準について解説した本です。法人税の課税所得計算をする上で知っておかなければならない企業会計について詳しく説明しています。収益認識を深く知りたいという方におすすめの一冊です。

岩武一郎 (著)
出版社 ‏ : ‎ 中央経済社、出典:出版社HP