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ビジネスコンプライアンス検定は仕事で非常に使える資格です。また、試験の難易度も普通レベルなので、短期間で資格を取得したいと考えている人にもおすすめできます。
しかし、難易度がちょうど良いからと言っても、取得までの費用が高いと受験するのを躊躇ってしまいますよね。
そこで、本記事では、ビジネスコンプライアンス検定取得に必要な費用がどのくらいなのかについて紹介していきます。
ビジネスコンプライアンス検定の初級・上級について
健全な企業や組織の活動のために必要なコンプライアンス経営やビジネスパーソンとしてのコンプライアンス行動は非常に重要です。ビジネスコンプライアンス検定では、これらに必要な法令・倫理などについて、理念と目的の理解度や価値判断基準、対応能力を認定します。
初級・上級の2つのレベルに区分されています。初級は基本的な法律知識や価値判断基準を有しているかを評価し、上級はコンプライアンス経営の推進者および主体者として高度な法律知識や実践的な価値判断基準を有しているかを評価します。どちらも受験資格はありません。
詳しい合格率は非公開となっていますが、初級と上級どちらもそれほど難しくはありません。テキストの重要ポイントをしっかりと理解し、過去問題で練習をしておけば合格できる試験です。
ビジネスコンプライアンス検定取得に必要な費用
ここからはビジネスコンプライアンス検定取得には合計いくらかかるのかを紹介していきます。
費用には、試験の受験料の他に、テキストや問題集などの試験対策費も必要になります。
試験合格後に認定証が発行されますが、そちらは無料です。
取得までに必要になる費用としては、初級・上級ともにそれほど高くありません。
初級 10,500円
内訳は以下の通りになります。
検定料 | 5,700円 |
公式テキスト | 2,800円 |
公式問題集 | 2,000円 |
初学者が合格までに必要な費用は約1万円です。対策には公式テキストと公式問題集を利用すれば十分なので、他のテキストなどは購入しないと仮定して計算しました。
公式テキストは初級の出題範囲に沿って書かれており、このテキストを全て覚えれば試験でも満点を取れるというものになります。また、公式問題集は全4回の過去問題が収録されています。解説もしっかりとついているので、初学者でも安心して利用することができます。
<公式テキスト>
初級 ビジネスコンプライアンス 第2版 「社会的要請への適応」から事例理解まで
<公式問題集>
上級 14,800円
内訳は以下の通りです。
検定料 | 8,200円 |
公式テキスト | 3,800円 |
公式問題集 | 2,800円 |
こちらは初級レベルを習得済みの方が上級を受験する際に必要となる費用になります。初学者の方は初級のテキストや問題集分の費用がこちらに追加されます。
上級でも対策は公式テキストと公式問題集のみで問題ありませんので、初級と同じく他のテキストなどは購入しないと仮定して計算しました。公式テキストは試験範囲を網羅したものになっているので、試験まで何度も見直しましょう。公式問題集は全3回の過去問題が収録されています。
<公式テキスト>
企業法とコンプライアンス 第3版 ― ”法令遵守” から ”社会的要請への適応” へ
<公式問題集>
ビジネスコンプライアンス検定 上級問題集
ビジネスコンプライアについての費用のまとめ
本記事では、ビジネスコンプライアンス検定取得にかかる費用ついて紹介しました。
仕事に役立ち、取得費用がこれほど安く済む資格は珍しいです。自己啓発として何か資格を取りたいというときにすぐ取得できる資格なので、おすすめです。
気になるひとは、ぜひ公式ホームページで試験について詳しく調べてみてください。