「コンタクトセンター検定の更新ってどんなものなのだろう?更新したいけどやり方がよくわからない…」
こうした疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
コンタクトセンター業務において必須となる知識や能力を認定するための民間の試験である、コンタクトセンター検定。この資格の更新の概要や、更新方法について知りたい人もいると思います。
今回の記事では、そんなコンタクトセンター検定の更新について詳しく紹介していきます。
コンタクトセンター検定とは、2010年より開始された民間の検定試験です。全国各地で行われており、話し方や聞き方などを含めた顧客対応力や実践力を確認するための検定試験となっています。資格区分としては、オペレーション資格とプロフェッショナル資格の2つがあり、さらにそれぞれエントリー資格/オペレーター資格/スーパーバイザー資格の3つとオペレーションマネージメント資格/コンタクトセンターアーキテクチャ資格の2つに分かれています。
更新とは?
コンタクトセンター検定ですが、プロフェッショナル資格の場合、有効期限が定められており、更新が必要になります(オペレーション資格の場合は必要ありません)。これは、継続的に自己の能力を維持向上していくために設けられている制度です。資格の有効期間は3年間で、資格認定後3年毎に資格の更新が必要となります。更新を行わないと資格が失効してしまうため、今後も資格を活用する予定のある人は、更新を行うことが必須になります。更新には、「認定更新基準」を満たしているかどうかの審査を受ける必要があります。
更新方法は?
ここでは、更新の方法について紹介します。
更新の際は、更新審査申請手続き→更新審査→審査合格→更新という手順で進んでいきます。初めに、ホームページから飛べる更新申請マニュアルを開きます。それを参照しながら進めていきます。まず、「認定更新基準」を満たしているかどうかの審査を受けるために、審査の申請をする必要があります。審査申請の手続きとして、マニュアルを参照しながら、申請時における送付物を協会の指定する窓口に郵送もしくはメールで提出しましょう。そして、認定審査手数料として、11,000円(税込)をマニュアルに記載されている銀行口座へ振り込みます。その後、更新基準を満たしているかどうかの審査がされ、合格した場合は、認定更新日までに認定証が発送される、という形です。
ここで、気を付けたい点が更新審査の要件です。更新審査の合格には、手数料の他に「知識ポイントの取得」というものが必要になります。これは、自己研鑽に費やした活動をポイント化したもので、CPDポイントと呼ばれています。CPDポイントは、知識習得活動1時間を1CPDポイントに換算する仕組みとなっており、更新には30CPDポイント以上を貯めなければなりません。また、1年間で最低5PCDポイント以上を取得しなければならないという条件もあります。ですので、一定期間に一気に自己研鑽を行うのではなく、継続的に行い、コツコツとポイントを貯める必要があるのです。
このように、資格更新には多少の手間と時間がかかりますが、資格の有効性を維持するためには更新を行った方が良いでしょう。
コンタクトセンター検定の更新のまとめ
今回は、コンタクトセンター検定の更新について紹介しました。
この資格の更新の概要や方法について理解が深まったでしょうか。今後も資格を活用する予定がある方は、有効期限が切れる前に、是非更新を行ってみてください。