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今回は、幼保英語検定の学習に役立つアプリをご紹介します。
幼保英語検定とは、2019年に始まった検定試験です。検定の実施団体が「国際的なグローバル化に対応する幼稚園教諭・保育士の養成の一環として、乳幼児保育に適した英語力を身につけることを目的とした試験です」と公式サイトで述べているように、幼児教育や保育の専門性とともに、そのような場面で活用できる実践的な英語力を兼ね備えた幼稚園教諭や保育士を育成するために行われています。
昨今のグローバル化に伴い、この幼保英語検定の需要は急速に高まってきています。幼保英語士の資格を持っていることで優遇される職業もあります。幼児教育や保育に従事されていて、本検定の受験を考えている方は、ぜひ一読して、資格取得のための学習に活かしていただければ幸いです。
英単語を学習するためのアプリ
「英単語アプリmikan」
英単語アプリmikanには様々な単語帳が収録されているため、学習目的に合う英単語を学習できるようになっています。もちろん、幼保英語検定の単語帳も収録されているので、特徴的な英単語が出題される当検定の対策もバッチリです。
また、英単語が収録されているだけでなく、ネイティブスピーカーによる音声付きになっているので、リスニングの学習にも活用することができます。幼保英語検定にはほとんどの級でリスニング試験が課されるので、音声を聞きながら英単語の学習をすることができるmikanは、検定の対策にもってこいのアプリと言えるでしょう。
一部有料コンテンツになっているため、料金を支払うことで最大限に活用することができます。
リスニング試験対策のためのアプリ
「NHKゴガク 語学講座」
NHKゴガク 語学講座は、NHK語学番組のポータルサイトである「NHKゴガク」が公式に提供する無料サービスです。幼保英語検定試験の学習に活用する方法としては、ラジオのストリーミングを英語で聞くことで、リスニング力を高めることが挙げられます。語学講座全20番組を最初から最後まで聞くことができるとともに、放送において鍵となるフレーズとその解説を確認することができます。
また、通常の単語帳による学習のように、英単語の意味や解説、例文、発音などを確認することもできます。
幼保英語検定の合格者の中でも、当アプリを活用してリスニング力を向上させることができたとしている方が多くいるので、効果は期待できるでしょう。ラジオ番組は会話で成り立っているので、英語で行われる会話に対する抵抗をなくしておくと、会話を聴き取って回答する問題の得点アップに直結すると考えられます。
「BBC LEARNING ENGLISH」
このBBC LEARNING ENGLISHは、イギリスの公共放送局であるBBCが提供する英語学習教材で、75年以上前から利用されています。そのアプリ版である本アプリは、文法や発音、語彙などの項目ごとに学習したり、日常会話やビジネス、ニュースなどの目的別に学習したりすることができます。先に挙げたNHKゴガク 語学講座と同様に、英語をネイティブスピーカーによる英語で学ぶことができます。
幼保英語検定の学習に活用するとなると、やはり英語に慣れるために使うことが第一に考えられるでしょう。英語が話されるスピードはだいぶ速いので、最初は聞き慣れることから始め、徐々にシャドーイング等に移行することでレベルを上げていくと良いです。ネイティブスピーカーの話す速度に慣れておくことで、幼保英語検定の独特な速さにも順応できるようになるでしょう。
オンデマンド講座
アプリとは少し離れますが、幼保英語検定の実施団体では検定対策のためのオンデマンド講座が開講されています。開講されている級は2級〜4級と限られていますが、本検定を初めて受験される方にとって特におすすめです。
オンデマンド型の講座であるため、一度説明を聴いただけではわからなかった部分を巻き戻してわかるまで聞けるということは大きなメリットの一つとして挙げられるでしょう。
また、幼保英語検定に限りませんが、何か勉強をするに当たって、「自主学習だけでは限界がある」とか「人からの説明の方がよく理解できる」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。そのような方にこそ、講師のわかりやすい解説を受けられるオンデマンド講座がおすすめです。
オンデマンド料金とテキストの購入が必須になりますが、講師の説明で繰り返し学習できるため、非常に有効な学習法と言えるでしょう。
幼保英語検定に関するアプリについてのまとめ
いかがだったでしょうか。今回は、幼保英語検定の勉強に役立つアプリをご紹介しました。幼保英語検定は近年で需要が高まってきているため、この機会にぜひ、これらのアプリを活用して合格を目指してみてはいかがでしょうか。