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IoT検定を受験しようと考えている人の中には、どのように勉強したら良いか、学習期間はどのくらい取れば良いのかなどについて悩んでいる人も多いと思います。
そこで、ここでは、IoT検定に合格するために必要な勉強時間についてご紹介していきます。
IoT検定とはIoTを企画・開発・利用するために必要な知識があることを認定する資格試験です。技術者だけでなく、IoTに関わる全ての人が必要な知識についての問題が出題されるので、非常に幅広い人々に受験されています。現在実施されている試験の種別は、ユーザー試験とレベル1試験です。
レベル別の勉強時間
ユーザー試験は50時間、レベル1試験は60時間が必要であると言われています。
ユーザー試験の方がレベル1試験よりもやや簡単なので、必要な勉強時間も少し少なくなっています。しかし、基本的に範囲は変わらないので、勉強は同じように行います。
前提知識の有無
先ほどの勉強時間は、あくまで目安でした。既に前提知識がある方でしたら、ユーザー試験とレベル1試験のどちらも30時間ほどで十分合格することができる可能性があります。
しかし、相当実務経験を積んでいる、IoTに関する資格を他に取得している人でなければ前提知識があるとは言えません。自分の今の知識力をチェックして、しっかりと対策を練っていきましょう。
必要な学習期間
それでは、一体どれくらいの期間勉強を続けたらよいのでしょうか。
ユーザー試験は平日1時間、土日3時間の勉強をすると1ヶ月半で合格することができるという計算です。また、レベル1試験を同じように勉強していると、2ヶ月で合格することができます。
これは1例なので、人によってはこれより短くも長くもなります。
範囲が広いからといってだらだらと長い時間をかけるのではなく、短い時間でしっかり覚えられるように勉強していると記憶がしっかりと身につきます。
学習スケジュール
先ほど、学習に必要な勉強時間が分かったため、実際のスケジュールについて考えていきましょう。
はじめに試験に対応している参考書を紹介します。
ユーザー試験を受験する人は、
・図解即戦力 IoTのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書 IoT検定パワーユーザー対応版
レベル1試験を受験する人は、
・IoTの全てを網羅した決定版 IoTの教科書
・問題を解いて実力をチェック IoTの問題集
これらの参考書が試験問題に対応して作られている教科書・問題集です。
ユーザー試験に対応した問題集がないので、問題演習に不安な人はレベル1試験用の問題集を購入して試験を受験しましょう。
1. 教科書を読む
まず、教科書はじっくりと読まずに、一通りざっと目を通すように読みます。わかりにくいところには印をつけておきましょう。
2. 問題集を解く
教科書を一通り読んだら、問題集の正答率が100%になるまで何度も解きます。
間違えた問題は印をつけ、その範囲の教科書を読み直しましょう。何度も問題集を解くことで、実際の試験の時に回答スピードが上がります。
3. 教科書を読む
問題集が完璧になったらもう一度教科書を読みます。その時に、あいまいになっている部分はないかというところをしっかりと確認しておきましょう。
IoT検定の勉強時間についてのまとめ
ここでは、IoT検定の勉強時間についてご紹介していきました。
それほど対策に時間のかかる試験ではないので、これを機にぜひ取得を目指してみてはいかがでしょうか。