建築積算士として働くには、同名の資格試験に合格する必要があります。
この建築積算士の資格試験ですが、筆記試験と実技試験の両方の形式で行われるため、それぞれに対応した学習が必要となります。
ここでは、建築積算士に合格するために必要な勉強時間についてご紹介していきます。
建築積算士は、建設物の設計図や仕様書から資材の種類や数量を割り出し、最終的には適切な建設費を算出するのが主な業務となります。
建築関係に就職する際には、取得していることでアピールポイントとなるような資格です。
また、既に建築士等の資格を取得している場合には一次試験が免除となりますので、スキルアップのために挑戦してみるのもおすすめです。
形式別の勉強時間
筆記試験は180時間、小論文の試験は20時間が必要であると言われています。
前提知識の有無
先ほどの勉強時間は、あくまで目安でした。既に前提知識がある方でしたら筆記試験は150時間ほどで十分合格することができる可能性があります。
建築積算士の試験は、経験者と未経験者で必要な勉強量に特に差が生まれると言われています。
自分の今の知識力をチェックして、しっかりと対策を練っていきましょう。
必要な勉強期間
1日2時間の勉強をすることで2ヶ月~3ヶ月で合格することができるという計算です。
学習スケジュール
先ほど、180時間が必要だと分かったため、実際のスケジュールについて考えていきましょう。
建築積算士の試験は、一次試験も二次試験も『建築積算士ガイドブック』に沿って出題されます。
そのため、一次試験対策として行っていた学習を二次試験の学習に十分役立てることができます。
まずは一次試験に向けてしっかりと内容を学び、その後二次試験対策として実戦問題に取り組んでいくのが良いのではないでしょうか。
建築積算士の勉強時間についてのまとめ
ここでは、建築積算士の勉強時間についてご紹介していきました。
建築積算士は難易度の高い資格試験ではないため、自分のレベルにあった学習時間を確保すれば合格も十分可能だと思います。
是非この機会に取得を検討してみてはいかがでしょうか。