コンテンツ
MOS 2016マスターを取得したいと考えている人の中には、Outlookを受験するべきか、Accessを取得するべきか迷っているという人がいると思います。
OutlookもAccessも取得するメリットの多い資格なので、なかなか決められませんよね。
そこで、本記事ではMOS OutlookとMOS Accessのどちらを取得するべきなのか紹介していきます。
MOS 2016マスターについて
MOS 2016の称号として、MOS 2016マスターというものがあります。
この称号は、必須3科目(Wordエキスパート、Excelエキスパート、PowerPoint)を取得し、選択1科目(AccessまたはOutlook)の2科目のうち1科目を取得することによって受け取ることのできるものです。
この称号を得ると、Office2016バージョンにおいて総合的に高いスキルを持っているということを証明できます。
MOSにはその他の称号もありますが、最も迷うことが多いのは、MOS 2016マスターのAccessまたはOutlookという選択科目の組み合わせです。
では次に、2つの試験の比較をしていきます。
AccessとOutlookの試験概要の比較
まず、MOS Access2016とMOS Outlook2016の試験の違いについては以下のとおりです。
Access | Outlook | |
受験料 | 一般価格10,780円
学割価格8,580円 |
一般価格12,980円
学割価格10,780円 |
受験資格 | なし | なし |
試験形態 | CBT | CBT |
試験時間 | 50分 | 50分 |
出題範囲
|
・データベースの作成と管理
・テーブルの作成 ・クエリの管理 ・フォームの作成 ・レポートの作成 |
・生産性向上に向けた Outlook の環境の管理
・メッセージの管理 ・スケジュールの管理 ・連絡先や連絡先グループの管理 |
試験時間や受験料にはほとんど差がないので、こちらを受けた方がお得ということはないでしょう。
AccessとOutlookどちらを取得するべきなのか
結論としては、AccessとOutlook両方を使う仕事ならAccessを取得すべき、それ以外の人はOutlookを取得すべき。
職場でAccessとOutlookどちらも使っているという人には圧倒的にAccessがおすすめです。Outlookでする作業は基本メールのみなので、スキルを上げたところで業務に反映できることが難しいこともあります。しかし、Accessは顧客管理や売上管理をすることもできるので、Accessで事務作業をしている人であれば便利な機能を使って業務の効率を上げることもできます。
一方、それ以外の人はOutlookを取得すべきです。仕事上でAccessは利用していないがOutlookは使っているという人なら迷うことは少ないと思いますが、就職目的の人は迷うこともあると思います。そのような方にOutlookをおすすめする理由は、Accessを使っている企業が少ないということがあります。特に、大企業ではほとんど利用されておらず、Accessが使えるようになっても役立たない場合がほとんどです。Outlookを使っている企業はAccessを使っている企業よりも多いので、AccessよりはOutlookの方が良いでしょう。
AccessとOutlookの比較についてのまとめ
本記事では、MOS OutlookとMOS Accessのどちらを取得するべきなのか紹介していきました。
ほとんどの人はOutlookを取得した方が役立てることができますが、自分に関わりのある方をよく考えて取得するのがおすすめです。この機会に、MOS 2016マスターなど、MOSの称号の取得を目指してみてはいかがでしょうか。