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Officeのソフトの中でもWordをよく利用するという人は多く、MOSの試験の中でもWordは受験者の多い科目です。
しかし、MOS Word試験についてインターネットやSNSで調べてみると、「取得しても役に立たない」「意味がない」という意見を持つ人がたくさんいることがわかります。
実際、MOSのWordは本当に必要な資格なのでしょうか。
ここでは、MOS Word資格がいらないと言われてしまう理由と、資格取得におけるメリットについて詳しく紹介していきます。
MOS Wordがいらないといわれる理由
MOS Wordがいらないと考える理由は、
・使いながら身につけられる技能だから
・専門的な資格ではないから
この2つが挙げられます。
以下で、それぞれ詳しく解説していきます。
1 使いながら身につけられる
Wordの使い方は、使用しているうちに自然と身についているものだという考えがあることが理由のひとつです。わざわざ勉強しなくても使えるようになると考えると、学ぶ時間が無駄に思えてしまいます。
これらのことから、MOS Wordは“いらない資格“と言われてしまうのです。
2 専門的な資格ではない
Wordの使い方は多くの人が持っている知識・技能で、会社で働いているなら当然使いこなせるものと考えられています。
そのような社会人としての常識的な力を評価する資格を取得しても、評価や昇進にはつながらないので、もっと専門性の高い資格を取得しておきたい。このように考える人が多いため、MOS Wordはあまり役立たないと考えられています。
以上の観点から考えてみると、MOS Wordはいらない資格のように思えてしまいますが、取得するメリットも十分あります。
次は、MOS Wordを取得するメリットについて紹介していきます。
MOS Word取得のメリット
・どんな仕事でも使える
・仕事の効率化につながる
MOS Wordの大きなメリットはこの2つです。
1 どんな仕事でも使える
パソコンをよく使う仕事として真っ先に思いつくのは事務職だと思います。
事務職の仕事には、会議の資料づくりなど印刷物を作る仕事が多くありますが、そのときに必ずと言っていいほど使用するのがWordです。
また、営業職でも、取引先への挨拶状や請求書などを作成する時に使用されます。
接客のような職種でも、Wordを使って仕事の報告書を作成する場面は少なからずあります。
このように、どのような仕事でもWordのスキルは活かすことができます。
2 仕事の効率化につながる
Wordの使い方は使いながら身につけられるとは言っても、仕事中にわからない機能をいちいち調べていては効率が悪いです。一方、しっかりと勉強をした人はどの機能がどこにあるのかを把握しているため、素早く適切に操作することができます。
感覚で使っている人や使いながら身につけようと考えている人よりも、Wordを使った業務の効率がよくなります。
MOS Wordは必要かについてのまとめ
MOS Wordは必ずしも必要な資格ではありませんが、学ぶメリットは大きいということがおわかりいただけたのではないでしょうか。
パソコンを使う仕事であればどのような人でも役立つ資格だと思うので、取得しても決して損にはなりません。
試験の難易度も高くないので、迷っている人はぜひ受験をしてみてください。