MOS Wordは就職でアピールポイントとして使えない、と考えている人が多いですが、全てがそうではありません。
確かにアピールポイントとして使えない仕事もあります。しかし、アピールポイントとして使える仕事もあり、MOS取得者歓迎と書かれた求人票は意外と多いです。

そこで本記事では、MOS Wordが就職で役立つのかについて紹介していきます。

MOS Wordが役立つ仕事

どのような業界・職種でも役立つと言っても過言ではありません。パソコンやオフィス系のソフトを全く使わない仕事もあるにはありますが、ほとんどの仕事はWordを使う業務があります。どんな仕事をしていてもWordスキルは必須でしょう。
また、MOS WordはWordの操作スキルを測るものなので、仕事でWordを使う人にとって実用性が高い資格です。

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出典:出版社HP

MOS Word取得が就職に役立つのか

MOS Wordは、就職後にはどのような仕事でも役立つ資格ですが、就職の時にアピールできる仕事は限られてきます。


就職の時に評価される仕事は主に事務職です。事務職はパソコンを使った業務が中心となるため、主に求められているのはパソコンの操作スキルです。その中でもWordは利用することの多いソフトなので、就職時にMOS Wordについてアピールすると高い評価をもらえる場合があります。

一般レベルを取得している方は、基本操作ができるので業務をスムーズにこなすことができるとアピールできます。上級レベルを取得している方は、目的や状況に応じてWordのさまざまな機能を使いこなせるとアピールできます。

一方、就職の時にあまり評価されない仕事は主に営業職です。営業ではパソコンスキルよりも、コミュニケーション能力や傾聴力などの対人関係スキルが重要視されています。そのため、Wordのスキルがあるかどうかは確認程度になります。「わざわざMOS Wordを取得したのに有効に使えなかった」ということがあるかもしれないので、営業職の就職のアピール材料にしようと考えている人は注意が必要です。

MOS Wordと合わせて取得しておきたい資格

1 MOSの他科目

MOS Wordを取得した人は、ExcelやAccessといった他の科目も受験すると良いでしょう。Wordを利用している企業は、他のオフィス系ソフトも利用していることがほとんどです。すべて取得しておくと、隙なくアプリケーション利用スキルを身につけることができます。

2 ITパスポート

全ての社会人が備えておくべきITの基礎的知識を証明できる国家資格です。情報技術に携わる業務につきたい人や、担当する業務で情報技術を活用していこうとする人におすすめです。この資格はIT系の上位資格に挑戦するための登竜門とも言われています。

3 Microsoft認定資格

データエンジニアやデータサイエンティストをめざす人におすすめの資格です。セキュリティやネットワーク、AI、クラウドコンピューティングなど、IT分野で働く人が必要な知識を認定する資格です。

MOS Wordが就職に役立つかについてのまとめ

本記事では、MOS Wordが就職で役立つのかについて紹介しました。

仕事によっては就職の時に役立たないということがありますが、就職した後はどの仕事でも役立つ資格です。一般レベルであれば試験の難易度も高くなく、基本操作ができれば合格できる試験ですので、ぜひ受験をしてみてはいかがでしょうか。

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