エックス線作業主任者の取得を考えている方の中には、今後の働き方や年収について気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、エックス線作業主任者の年収について詳しく見ていきたいと思います。
エックス線作業主任者の需要は？
エックス線作業主任者は、非破壊検査を行う現場で主に必要とされる資格です。老朽化の進んだ建物や橋、トンネルなどのひび割れ等のチェックも行うため、今後の需要がなくなることもないでしょう。
しかし、エックス線作業主任者は社員から選出されることも多く、外部からの募集はあまり多くありません。そのため、エックス線作業主任者は保有しているだけで必ずしも就職ができるといった資格ではありません。一方で、資格手当ての対象となったり、選任がある際にすぐに候補となることができるため、取得しておいて損となることはないでしょう。
エックス線作業主任者の年収は？
エックス線作業主任者の平均年収は400〜500万円程度と言われています。
日本の平均年収が433万円なので、大体平均年収と同程度と言えるでしょう。
エックス線作業主任者の収入を上げるコツは？
エックス線作業主任者の年収をあげるには、関連資格をとって資格手当を取得するのが良いでしょう。
関連資格としておすすめなのがガンマ線透過写真撮影作業主任者です。
ガンマ線透過写真撮影作業主任者の業務としては、エックス線作業主任者と似た内容となっています。エックス線作業主任者はエックス線を用いて検査を行うのに対して、ガンマ線透過写真撮影作業主任者はガンマ線を使うという点が異なります。
エックス線とガンマ線の両方を使う現場で主任者となることができるため、収入アップにつながります。
エックス線作業主任者の年収についてのまとめ
今回は、エックス線作業主任者の年収についてまとめてきました。
エックス線作業主任者の年収は、およそ日本の平均年収と同程度です。また、関連資格を取得することで、資格手当てによる昇給をめざすこともできます。ぜひこの機会にエックス線作用主任者の取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。