レタリング技能検定を取得したとしても、どのような業務に活かせるのかイマイチよくわかっていないという人は多いかと思います。
そこで、本記事ではレタリング技能検定で得た技術や知識がどのような仕事で活かせるのかを紹介します。
レタリングとは何か
レタリングという言葉は知っていても、どのようなものなのか正確に理解している人はあまり多くありません。
本来、レタリングとは「文字を書く」という意味でした。
しかし、現在はどこでどのような文字を使うか選択すること、デザインされた文字を指すことなど、幅広い範囲に使われています。
レタリング技能検定は、文字デザインに関する知識、書体を表現する時に必要な細かなレタリング技術を評価する試験です。
レタリング技能検定が活かせる業務
レタリング技能検定を受験する人は、プロデザイナーやプロデザイナーを目指す人よりも、デザインとは関係ない職業の人が多いでしょう。
そのような人でもレタリング技能検定を活かすことができる業務をいくつか紹介します。
売り場のPOP
書店や雑貨店などでは、おすすめする商品にPOPを書くことがよくあります。
商品の雰囲気に合わせてどのような文字で文章を書くか決めることで、魅力的なPOPを作ることができるようになります。
レタリング技能検定ではしっかりとした骨格の文字がかけているかというのも評価基準になっているので、美しいデザインのPOPになること間違いなしです。
飲食店のメニュー表
飲食店の中でも特に個人店では、手書きでメニューを書いている店も多くあります。
その時、レタリング技能検定を取得していると、おしゃれなメニューを作るのに役立ちます。
最近はSNSの普及で写真を撮ることも多くなり、統一感のあるおしゃれな雰囲気のお店が人気になっています。
レタリングの技術を活かしておしゃれなメニュー表を作ってみましょう。
立て看板
お店の前にチョークでおすすめの商品などが書かれた立て看板が置かれていることがあります。
どのお店も非常に素敵なデザインの看板になっていますが、実はこれにもレタリングが活かされているのです。
これらの看板には、
「いかにバランス良く文字を並べるか」
「どのような書体を使って描くか」
「色彩表現はどのようにするか」など
レタリング技能検定で学ぶ知識や技術がたくさん詰まっています。
自分の店の看板を作ってみたいけど上手くできる自信がないという人に、レタリング技能検定はぴったりの資格です。
レタリング技能検定 仕事のまとめ
本記事では、レタリング技能検定で得た技術や知識がどのような仕事に活かせるのかについて紹介しました。
人に見られる文字を書く場面ではレタリング技能検定が非常に役立ちます。
少しでも興味のある人は、ぜひレタリングについて学んでみてください。