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オフィス系のソフトでExcelを最も頻繁に利用しているという人は多く、MOS資格の中でもExcelは人気の科目です。
しかし、Excelの試験の中にもいろいろな種類があり、自分の受験する試験がどのくらいの難易度なのかわからない、と不安に感じている人もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事ではMOS資格Excelの難易度について紹介していきます。
MOS資格 Excelの試験科目
MOS資格(Excel)の科目は合計6つあります。レベルは2つに分かれており、パージョンはそれぞれ3つあります。
Excel 2013エキスパートはPart1とPart2の2科目合格で認定証が発行されます。試験時間は全て50分で、出題形式はCBT方式です。
一般レベル | 上級レベル |
Excel 365&2019 | Excel 365&2019エキスパート |
Excel 2016 | Excel 2016エキスパート |
Excel 2013 | Excel 2013エキスパートPart1
Excel 2013エキスパートPart2 |
どのバージョンを受験すれば良いのか
基本的に、最新版のバージョンを受験するのがおすすめです。
どのバージョンでも基本機能はほとんど変わりませんが、古いバージョンでは最新の機能を学ぶことができません。
会社で使うものはほとんどが最新版ですので、業務に役立てたいと考えている人にとっては、最新のバージョンを勉強した方が良いでしょう。
しかし、自宅のパソコンが最新版ではないなどの理由で最新版を受験するのが不安という人もいるかもしれません。
そのような時は、自宅のパソコンに対応した試験を受験して、合格後、最新版にも挑戦してみるという方法をとるのも良いです。
MOS資格 Excelの難易度
・一般レベル:やや易
公式ホームページでは一般レベルに合格できる人について、「数式や基本的な関数の作成、セルの書式設定、グラフ作成など、Excelでの基本的な操作を理解している方」と説明されています。
各機能の基本操作ができているかを評価する試験ですので、Excel初心者でも合格は難しくありません。
Excelでデータの計算やグラフやテーブルの作成をできる人にとっては、簡単に思える試験です。
・上級レベル:普通
上級レベルに合格できる人については、「ピボットテーブルなどのデータ分析、条件付き書式や入力規則の設定、マクロの作成・編集など、Excelでの高度な機能を理解している方」としています。
一般レベルでは各機能の基本操作ができれば十分でしたが、上級レベルでは応用的な操作も必要になってきます。
ユーザー設定や他の言語に対応したブックの作成などが求められますが、これらの操作に自信がないという人も多いと思います。
感覚ではなく操作手順を理解した上で実行するのは意外と難しく、Excelに自信がある人でも問題集などで勉強する必要があります。しかし、勉強しても合格できないというわけではなく、一般レベルに合格した人であればそれほど時間をかけずに取得できます。
MOS資格 Excelの難易度についてもまとめ
本記事ではMOS資格のExcelの難易度についての紹介をしました。
Excelに慣れていない人でも、一般レベルと上級レベルどちらも合格可能です。仕事でも役立つスキルが身につく試験ですので、気になる人は是非受験してみてください。