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はじめに
食や食育に注目されている今、食の業界ではかかせない存在のフードコーディネーターというのがあります。どんな資格なのか調べてみました。
フードコーディネーターってなんですか?
フードコーディネーターとは
特定非営利活動法人「日本フードコーディネーター協会」が主催しています。
新しい食の「ブランド」「トレンド」を理論と実践でつくることを目標としています。
商品開発などの食の「開発」、レストランのプロデュースなどの食の「演出」、食イベントのコーディネートなどの食の「運営」、などフードビジネスの企画やコーディネートに関連するのがフードコーディネーターです。
活かせる場所として、レストランなどの飲食、生産、イベント会社などにも重宝されます。
また食育などに関係している幼稚園や保育所でも活躍の場もあるでしょう。
また、フリーランスで活躍したり、料理教室を経営する時も持っていると箔がつくでしょう。
階級は1〜3級に分かれています。
3級は、初級・入門 「文化」「科学」「デザイン・アート」「経済・経営」の4分野を幅広い知識を試します。
2級は、1次試験「レストランプロデュース」「商品開発」「食の生産・消費」「ホスピタリティ&ライフサポート」「イベント・メディア」など専門知識や企画力を試します。
1次試験合格者のみ、2次試験は課題提出があります。「レストランプロデュース」「食の商品開発」「食のイベント・メディア」の3分野から1つ選択します。
1級はプロとして活躍するための知識・技術が試されます。各分野のスペシャリストたちに的確な指示や方向性を示し、最善の解決法を見出すコーディネート能力が求められます。
1次試験合格者のみ、2次試験は課題提出があります。
1次試験で合格になった企画書を使ってプレゼンテーションを行います。
自己紹介3分、プレゼンテーション15分、質疑応答10分
気になる合格率ですが、
3級は比較的易しく80%くらいといわれています。3級は試験がなくても取得することができることもあり、合格率が公開されていません。
2級も80%くらいと言われています。2次試験になると60〜80%前後となってくるのでどれを選択するか考える必要があります。
1級の一次試験は書類審査のみで50%程度になり、二次試験は75%前後になります。
フードコーディネーター資格の履歴書の書き方は?
食に関する就職や転職を目指しいている人はぜひ記入しましょう。
この資格を持っているからと言ってすぐフードコーディネーターになれるわけではありませんが、食に関する知識を向上させようというする気持ちが伝わるので記入してアピールしましょう。
記入例:20◯◯年1月 フードコーディネーター2級(日本フードコーディネーター協会主催) 認定
※似たような名前の資格がたくさんある場合は主催している団体名も書きましょう。
フードコーディネーター資格のメリットのメリット、持つと有利な業界・職種はある?
フードコーディネーターの一番のメリットは、食に関して総合的な知識を得られることです。食に携わる仕事なら多方面で活躍できるでしょう。この資格だけ持っていてもすぐに仕事が見つかるということはありませんが、いくつかの食に関する資格を総合的に持つことでスキルアップやチャンスに恵まれるでしょう。
また、家庭でもそのスキルを発揮することができ、パーティを開いた時や、普段の食事にも気を配り美味しくなるようなコツを披露することができ喜ばれるでしょう。
フードコーディネーター資格検定に似ている資格・他にお勧めの関連資格はある?
・調理師免許
・管理栄養士
・製菓衛生師
・フードスペシャリスト
・ジュニア野菜ソムリエ
・食育インストラクター
・食生活アドバイザー
・食空間コーディネーター
・フードアドバイザー
まとめ
フードコーディネーターの資格をとってすぐにフードコーディネーターの仕事が見つかるかというと最初は難しく、フードコーディネーターの仕事をしているアシスタントをしつつ、技術をさらに学び、人脈を広げて仕事を得たり独立するケースが多いようです。
また、募集の欄にもコーディネートディレクターと書かれているものに含まれることもありますのでよく調べて応募する必要があります。
何か食に関しての資格をとりたいと迷っている人はぜひ挑戦してみてください。
検討を祈ります。