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2023年度の宅建士試験に挑戦したパート主婦です!
3月からコツコツと勉強を重ねていたところ、9月に第二子の妊娠発覚。つわりで追い込みが一切できない中でしたが、試験はしっかり受けてきました。
全体の講評は各会社がしっかり出してくれているので、一受験生の感想としてご覧ください。
1. 全国的に気温が冷え込む試験日
2023年10月15日は、全国的に雨で11月並みの冷え込みとなりかなり寒い一日でしたね。
∟会場までの移動について
多くの会場でも言われているでしょうが、とにかく自家用車による送迎について厳しく制限されていました。
私の会場は駅からほぼ直結10分程度の会場だったのですが、最寄駅までの電車は11時ごろからすでに満席状態。そして、そのほとんどの人が暗記カードを見ていたり問題集をめくっている宅建受験生でした。
これまでの記事でも申し上げていましたが、9月の中旬に入ってからつわりがひどく「学習をストップ」という選択をとっていた私。
一応持ってきた暗記カードを眺めたり、ケータイでManabunの問題を解こうとしましたが、やはり疲れがひどく問題を解き続けることができません。
周りで一分一秒を惜しんで知識を詰め込んでいる同士たちを見て、「ああ、もう少し勉強を頑張りたかったな…。ギリギリまで勝負して、全てを出し切って試験に向かいたかったな」という気持ちが襲ってきました。
予想通り、電車に乗っていたほとんどの人が会場の最寄駅で降りて行き同じ方向に歩き始めます。
私は「このままではメンタルがもたない」と判断し、一度駅近くのカフェで予定外の昼食をとってから集団から外れて試験会場に向かいました。
∟実際の会場の雰囲気
会場は大学の棟のうちの一つを貸し切って行われていました。一つの教室に50人以上、2〜6階まで全てが会場になっていましたので、おそらくあの会場だけで1500人程度の受験生がいたと思われます。
会場にある自販機で飲み物を買おうと思っていましたが、やはり考えることは同じ。12時近くの時間ではほとんどのペットボトル飲料は売り切れになっていました。残っているものは炭酸飲料やジュース、コーヒーのみ。個人的によく飲むコーヒーが残っていたのでそれにしましたが、もしここで気に入る飲み物がなかったらそれはそれで凹んでいた気がします。
大学のため、教室ごとに椅子や机の雰囲気も異なります。私が受験した部屋はクッション性のない椅子で、当日の気温もあってかなり冷たく感じました。またこれも会場ごとに違うでしょうが、暖房は一才つけてくれなかったので外気と同じくらいの寒さだったと思います。
12時40分から試験説明が入り、そのまま試験開始。終了時は担当者が回答用紙を一つずつ回収して、集まり終わったのを確認したらその場で解散が言い渡されました。
かなりの人数が集まっている会場&電車は休日ダイヤにもかかわらず、退席のタイミングが全教室一緒なのには驚きました。
冷えと疲労で早く帰りたかったので、かなり急足で電車まで向かいました。
2. 試験内容と結果について
∟合格診断の結果は「不合格」
試験終了から1時間後くらいから、X(旧Twitter)を中心に回答速報や合格診断システムが案内され始めました。
私は当日の18時ごろに合格診断を行い、結果は29点と惨敗でした。
全体的にはやや易化と言われており少しショックも受けました。結果を見て改めて悔しさが込み上げて、家で少しだけ泣いてしまった部分もあります。
∟意外だった点数
しかし、正直点数は意外と“高かった”と感じました。いくら空き時間で眺めていることもあったとはいえ、試験前の約1ヶ月は本当に宅建の情報を遮断していたからです。
29点は8月に挑戦した予想模試の点数とほぼ変わっていない水準のものでした。偶然かもしれませんが8月時点からほとんど知識量が変わっていなかったことになります。
てっきりこの1ヶ月で知識がどんどん頭から溢れてしまっていると思っていたので、驚きでもあり、嬉しさも感じました。
一発合格や最後の追い込みこそしきれませんでしたが、半年以上をかけた学習は無駄ではなかったと感じられたからです。
学習方法は間違っていなかった。
新しい知識をしっかり定着させることができていた。
努力がきちんと実っていた。
そんなふうに感じられた点数でした。
∟リベンジについて
宅建のリベンジについてですが、こちらも前回同様まだ考えることはできていません。不動産業界に強い気持ちがあるわけでもなく、宅建の挑戦もそもそも「国家資格を取ることができたら、何か自分が変われるのではないか」という思いの方が強かったからです。
結果は残していませんが、試験を通じて自分に対する信頼感やその実り方を実感することができました。
今年がダメだったから来年も…と惰性で受験を決めるのではなく、これから第二子を迎える中で「しっかり合格まで果たしたい」と思えるようになったら再挑戦したいと思います。
3. 経験者として会場試験へのアドバイスを送るなら
今回の経験を踏まえて、これから宅建に臨もうと思っている人に対してアドバイスを送るとしたら、これらを伝えたいと思います。
∟最寄駅には11:30には到着を目指して移動すべし
最終的に守ればいいのは12:30までに試験会場に入っておくことです。いくら最寄駅から会場までが近くても、当日どんなハプニングがあるかわかりません。
11:30から会場に入室できますが、どんどん人がやってきて緊張感が高まる場所に1時間以上座っていることがベストかどうかは、人によって異なるでしょう。
そのため「会場最寄駅に11:30」とさえ覚えておいて、あとは最寄り駅周辺なり会場なりで自分のコンディションを整えるのがおすすめです。
∟とにかく自分のメンタル優先で
試験会場の雰囲気は、実際その日その時になってみないとわかりません。正直、会場に向かう電車の中から緊張感を感じる羽目になるとは思っていませんでした。
会場の椅子や机、隣の人の態度などどのようなことで自分のメンタルが影響を受けるかわかりません。
会場近くに早めに到着するのも、そのような不測のメンタル状態に陥った時に回復に集中する環境を作るためです。
当日は、これまで頑張ってきた自分のことを信じるのが一番です。
自信を持って、いつもの自分らしく試験を受けられるように心がけましょう。
アラサー主婦の宅建挑戦日記「宅建挑戦日記「試験日振り返り」のまとめ
速報段階ですが、今年の試験は残念な結果に終わってしまいました。
しかし、約1年近くかけた労力は30代・二児の母としてこれからの人生を生きる上で非常に大事な土台になってくれたと思います。
ここまで見守ってくださった皆様も、本当にありがとうございました。