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内燃機関海技士に興味がある方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
内燃機関海技士とは内燃機関(エンジンなど)を搭載した船を運航するために必要な資格です。
内燃機関海技士の役割としては内燃機関を搭載した船の整備や操作にあります。
この内燃機関海技士(機関)には「航行する区域」や「推進機関の出力」によって二~六級(一級はありません)の資格があります。
資格の取得には「海技士国家試験」を受ける必要があり、筆記試験、身体検査、口述試験それぞれに合格することで資格が得られます。
また資格を得る為には合格後に海技士免許講習を受ける必要があります。
今回の記事では、内燃機関海技士(機関)について、おすすめの参考書などをご紹介します!
内燃機関海技士(機関)の概要
内燃機関海技士(機関)は、国土交通省の各地方運輸局が主催してる資格試験です。
級 |
内容 |
筆記試験受験料(税込) |
口述試験受験料(税込) |
身体検査 |
2級 |
【筆記試験】 機関に関する科目 (その1) 〉 ①出力装置 ②プロペラ装置 〈機関に関する科目 (その2) 〉 ①補機、電気工学および電気設備 ②自動制御装置 ③甲板機械 ほか 〈機関に関する科目 (その3) 〉 ①燃料および潤滑剤の特性 ②熱力学 ③材料工学 ④製図 ほか 〈執務一般に関する科目〉 ①船内作業の安全 ②英語 (2~5級) ほか 【口述試験】 ※筆記試験合格者のみ 【身体検査】 ①視力 ②色覚 ③聴力 ④疾病および身体機能の障害の有無 |
7200円 |
7500円 |
870円 |
3級 |
5400円 |
5500円 |
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4級 |
3500円 |
3700円 |
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5級 |
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6級 |
2400円 |
3000円 |
内燃機関海技士(機関)のおすすめ参考書
基礎から学ぶ 内燃機関
燃料のクリーン化、電動化技術との融合など、時代にあわせて進化を続ける内燃機関技術について、エンジンの性能測定・高出力化/熱効率向上・燃焼などの基本から、排ガスのクリーン化・冷却といった周辺技術まで、幅広く学べるテキストです!わかりやすい解説と豊富な図で直感的な理解が得られ、さらに例題や演習問題を解くことで、つまずくことなく学べるよう工夫されています。エンジンの理解に不可欠な熱力学の復習から近年の発展的な技術までフォローした、初学者におすすめの1冊です。
最新内燃機関
長年愛読された教科書を最新情報にアップデート!緒論(熱機関等),サイクル,燃料,燃焼,熱マネージメント,力学,潤滑,性能と試験法,火花点火機関(ハイブリッド車含む),圧縮点火機関,ガスタービン,ロケットエンジンを収録しています。
内燃機関
エンジンの構造、しくみを、例題を交えながら、イメージしやすい図を使って説明します!
既習であることが前提となる熱力学や伝熱工学の基礎についても説明があるので、ちょっと忘れてしまったという方でも復習しながら学べます!
内燃機関
内燃機関の権威である故古濱庄一先生の集大成です。編集委員により最新の知見を取り入れて編集。内燃機関の基礎事項について、歴史・動作原理・環境対策・トライボロジーを入門者向けに詳説。専門学校、大学学部生、初級技術者向けテキストです!
内燃機関 (機械系大学講義シリーズ)
大学授業で利用される素材です!1986年初版の内容に加えて,燃料供給方式・燃焼方式の改善と,新セラミック材料,電子制御技術の適用による精密制御を実現し,有害排気ガスと合わせてCO2ガスの低減や燃費率の大幅な向上に寄与した最新の技術を網羅しています。
内燃機関海技士(機関)のメリット
内燃機関海技士は、一般的には海洋関連会社、商船会社、船舶管理会社、貿易会社など、船舶に関わるさまざまな企業に勤務し、貨物船や客船、タンカー、漁船などの内燃機関を備えた船舶で活躍することができます。さらに、内燃機関海技士に限らず、一般的に海技士の収入は高収入です。海技士の仕事はつねに危険を伴うハードな仕事のため、待遇が手厚く、大卒でなくても、日本人の平均年収以上が期待でき、船長レベルではかなりの高収入を狙えるかもしれません。
内燃機関海技士(機関)はどんな人におすすめ?
・海が好きな人
・基礎体力があり、きちんと体調管理ができる人
・メンタル面をコントロールできる人
内燃機関海技士(機関)のまとめ
内燃機関海技士は、内燃機関を搭載した船舶の安全な航海に必須の存在です。長時間の活動や体調管理、高度な専門知識なども求められますが、その分仕事のやりがいは大きいでしょう。海が好きな人や船に関わる仕事に関心がある人はぜひ資格所得にチャレンジしてみてはいかかでしょう!