エネルギー管理士に興味のある方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

エネルギー管理士とはエネルギー使用に関する国家資格で、工場などでエネルギー使用方法の改善、管理をするのが主な仕事です。

今回はエネルギー管理士について、おすすめの参考書などをご紹介します!

 

エネルギー管理士の概要

 

必須基礎区分及び熱分野専門区分 試験時限 内容 時間 受験料(税込)
1時限目 課目Ⅰ
エネルギー総合管理及び法規
●エネルギー使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律及び命令
●エネルギー総合管理
・エネルギー情勢・政策、エネルギー概論
・エネルギー管理技術の基礎
80分 17,000円
2時限目 課目Ⅱ
熱と流体の流れの基礎
●熱力学の基礎
●流体工学の基礎
●電熱工学の基礎
110分
3時限目 課目Ⅳ
熱利用設備及びその管理
●計測及び制御
●熱利用設備
・ボイラ、蒸気輸送・貯蔵装置、蒸気原動機・内燃機関・ガスタービン
※熱交換器・熱回収装置
※冷凍・空気調和設備
※工場炉、熱設備材料
※蒸留・蒸発・濃縮装置、乾燥装置、乾留・ガス化装置
110分
4時限目 課目Ⅲ
燃料と燃焼
●熱料及び燃焼管理
●燃焼計算
80分
必須基礎区分及び電気分野専門区分 1時限目 課目Ⅰ
エネルギー総合管理及び法規
●エネルギー使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律及び命令
●エネルギー総合管理
・エネルギー情勢・政策、エネルギー概論
・エネルギー管理技術の基礎
80分
2時限目 課目Ⅲ
電気設備及び機器
●工場配電
●電気機器
110分
3時限目 課目Ⅳ
電力応用
●電動力応用
※電気加熱
※電気化学
※照明
※空気調和
110分
4時限目 課目Ⅱ
電気の基礎
●電気及び電子理論
●自動制御及び情報処理
●電気計測
80分

 

エネルギー管理士のおすすめ参考書

 

エネルギー管理士試験(熱分野)徹底研究

 

不動弘幸
出版社:オーム社、出典:出版社HP

 

エネルギー管理士の区分のうち、熱分野の専門課目3課目及び共通課目1課目を1冊にまとめた受験対策書!「エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)」の法改正、法体系の変更(基本計画,判断基準も含む)の経過を踏まえつつ、新傾向の問題の取り込みを行った1冊です。

 

エネルギー管理士試験(電気分野)徹底研究

 

不動 弘幸
出版社:オーム社、出典:出版社HP

 

1冊で受験に必要な知識が短時間で習得できる!エネルギー管理士の区分のうち、電気分野の専門課目3課目及び共通課目1課目を1冊にまとめた受験対策書!「エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)」の改正、法体系の変更(基本計画、判断基準も含む)の経過を踏まえつつ、新傾向の問題の取り込みを行った1冊です。

 

エネルギー管理士(熱分野)過去問題集

 

オーム社
出版社:オーム社、出典:出版社HP

 

過去10年間の全問題・解答解説を完全収録!エネルギー管理士(熱分野)試験対策用の過去問題集です。直近10年間の全問題を徹底解説、参考となる図面を多用した構成で理解を助けています。また、過去問を分類・分析して、課目ごとの出題傾向がひと目で理解できるよう整理されています。

 

エネルギー管理士(電気分野)過去問題集

 

オーム社
出版社:オーム社、出典:出版社HP

 

エネルギー管理士・電気分野試験、10年間の問題・解答解説を完全収録!過去10年間の全問題を徹底解説、さらに、参考となる図面を多用した誌面が理解を助けます。併せて試験の概要、勉強の仕方、手続き等を詳細に紹介し、過去問を分類・徹底分析することにより、課目ごとの出題傾向がひと目で理解できるよう整理されている点が特徴です。

 

エネルギー管理士熱分野模範解答集

 

橋本幸博、島津路郎、細谷昌孝、井上真
出版社:電気書院、出典:出版社HP

 

エネルギー管理士試験(熱分野)の過去10年間の全問題・解説および解答を課目別に新しい年度より順に収録。全て新しい法令に合わせて過去の問題を改題、解答も改定してあります。ボイラー等の熱に関する知識がある人はもちろん、初めて熱に関する試験を受験する人にもわかりやすい丁寧な解説しています。出題傾向・範囲の分析などに役立つ、受験者必携の問題集!

 

エネルギー管理士電気分野模範解答集

 

電気書院
出版社:電気書院、出典:出版社HP

 

過去12年間のエネルギー管理士(電気分野)試験の全問題について、その模範的な解答・別解、問題の解き方および考え方のポイントをわかりやすく解説!出題範囲と出題傾向を知るのにぜひ必要な1冊です。

 

エネルギー管理士のメリット

第1種エネルギー管理指定工場の5業種では、必ずエネルギー管理士を配置する必要があるため、資格取得者は重宝されます。

工場だと専門的なスキル、知識を問われる場面が多いので、エネルギー管理士のように特別な資格があるとキャリアに関係なく自身の能力をPRできます。

そのうえ、エネルギー管理士の配置を義務付けられている工場も多いので、就職活動のタイミング次第ではスムーズに採用される場合があります。

 

エネルギー管理士はどんな人におすすめ?

・工場や事業場に就職を考える人

・専門知識を身に付けたい人

・キャリアアップを目指す人

 

エネルギー管理士のテキストのまとめ

エネルギー管理士の資格取得者は、製造業、鉱業、電気供給業、ガス供給業、熱供給業の5つの業種が主な仕事先に当てはまりますが、建設業、石材業、食品製造業、印刷業、化学工業、鉄鋼業、電気機械製造業、通信業といったように業種に関係なく就職できることから活躍の場が多いと言えるでしょう。

今回ご紹介した参考書の中でご自身に合った参考書を見つけてぜひ資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。