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ウイスキー検定というのがあります。一見難しそうですが、どんな内容なのか、履歴書にかけるかなど調べてみました。
ウイスキー検定とはどのような検定?
ウイスキー検定は、世界のウイスキーの歴史、原料、製法などからウイスキーをもっと知り、もっと楽しむための知識を問う試験で、
様々な飲み方、うんちくまで奥深い世界をより楽しむための知識を問います。
主催団体は一般社団法人ウイスキー検定実行委員会で、ウイスキー文化研究所が運営をしています。
発足となったきっかけはNHKドラマ「マッサン」が放映されると知り、このドラマの影響でウイスキーにたくさん興味を持ってもらえるきっかけになるだろうと予測したことでした。
その予想通りウイスキー業界はより盛り上がることとなりました。
このウイスキー熱を一過性のものにしないためにウイスキー検定が始まり、愛好家はもとより一般の人にもより愛される存在となりました。
ウイスキー検定には8種類のレベルに分かれています。
総合的な級
3級 初級レベル 基本的な問題が出題されます。
2級 中級レベル ウイスキー通になりたい方向け
1級 最上級レベル ウイスキーを深く理解した方向け
※1級は、2級かウイスキーコニサーを取得されていないと受験不可能
ある分野に特化した特別級
BW級(バーボンウイスキー)中級レベル バーボン通になりたい方向け
IW級(アイリッシュウイスキー)中級レベル アイリッシュ通になりたい方向け
JC級(ジャパニーズクラフトウイスキー)中級レベル ジャパニーズクラフトウイスキーを理解した方向け
SM級(シングルモルトウイスキー) 上級レベル 世界中のシングルモルトウイスキーを深く理解した方向け
JW級(ジャパニーズウイスキー)上級レベル ジャパニーズウイスキーについて深く理解した方向け
気になる合格率ですが、
合格率
1級 27%
2級 62%
3級 85%
BW級 53%
IW級 54%
JC級 77%
SM級 36%
JW級 68%
(2022年までの累計 ウイスキー検定HPより)
この合格率を見ると、3級は誰でも公式テキストでしっかり勉強すればすんなり合格できる確率ではないでしょうか。
それ以外の級は、副読本も含めてさらにやり込む必要がありそうなレベルと言えるでしょう。
ウイスキー検定の履歴書の書き方は?
もちろん、書けます。
ただし、国家資格でなないので、就職・転職する業界に関係ない場合には注意が必要です。
珍しい資格なので、面接官の目にも止まりやすいため、趣味・特技の欄に書くと良いでしょう。
書き方例:2021年 3月25日 ウイスキー検定 2級 認定
好きなことや興味があることに時間を費やし勉強し一生懸命努力する姿をアピールできるように面接官に質問された時にきちんと返答できるようにしましょう。
ウイスキー検定のメリット、持つと有利な業界・職種はある?
一番のメリットは、ウイスキーに詳しくなれることでしょう。
今までは、味が好きなどで選んでいたウイスキーも製造法や歴史などをしることにより、他のウイスキーにも興味が湧いて飲んでみたくなったり、今まで飲んでいたウイスキーにもより愛着がわいたりするでしょう。
また、豆知識や雑学なども豊富になることで愛好家で集まった時に話題充実した時間が持てるようになります。
またそういった集まりにも参加してみたいと思うようにもなるでしょう。
また、アルコール業界や関連した業界に転職や就職を考えている人にとっても、アピールポイントになるでしょう。実際にバーなどで働いている人にとってもより詳しい説明や、ちょっとしたアドバイスなど、資格によって得た知識を披露する機会もあり、モチベーションアップにもつながります。
また、受験するメリットとしては、
受験者全員に、ウイスキー検定と書いてあるグッズで、
クリアファイル、ボールペン、付箋のいずれかがもらえます。
ウイスキー検定の記念としてもらえるのも嬉しい特典です。
またウイスキー検定で合格者には、有料の限定グッズやオリジナルボトル、蒸留所見学ツアーなども購入できます。
ウイスキー愛好家としては、合格者にしか購入できないグッズというのもモチベーションが高まるでしょう。
ウイスキー検定に似ている資格・他にお勧めの関連資格はある?
アルコール系なら、
・ウイスキーコニサー資格認定試験
・利酒師
・日本ビール検定
・日本酒検定
・スピリッツアドバイザー
・J.S.A.ワイン検定日本ビール検定(びあけん)
・ビアテイスター
ウイスキー検定の履歴書のまとめ
いかがでしたか?ウイスキー検定は、ウイスキーのより深い知識が得られ、魅力あふれる検定でした。ウイスキーに興味ある方は新しい世界のウイスキーに挑戦してみてはいかがでしょうか。検討を祈ります。