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ビールが好きな人にとって、とっておきの資格があります。
「ビアテイスター」はどんな資格なのでしょうか。履歴書にかけるのかなど調べてみました。
ビアテイスターとはどのような検定?
日本地ビール協会が主催で行われているビアテイスターは、
「官能評価(テイスティング)によってビールの味や品質などの出来の良し悪しを客観的に鑑定し、その理由を理論的に説明できる人」に与えられる民間資格です。
ビールのソムリエのような資格です。
ビアテイスター認定セミナーを受講した後に認定試験を受験します。
セミナーでは、ビールのアルコール度数などや味の特徴や、オフフレーバー(あってはならない匂いと味)などについて細かく学びます。
さらに約40種類のビールの試飲を行い、ビアスタイルによってどのように違うかなど鼻と舌で実体験します。
試験範囲はセミナーで受講した内容の筆記試験と官能評価(テイスティング)試験です。
気になる合格率ですが、平成19年度では85%となっています。
セミナーを受講しないと受検できないシステムなので、セミナーの内容をしっかりと理解し暗記すればそんなに難しくはないでしょう。
しかし筆記試験と官能評価試験のいずれかが75点未満だと不合格なので偏りなく満遍に学習する必要はありそうです。
※資格を取得するには日本地ビール協会の会員になる必要があります。非会員での受検ができないので注意しましょう。セミナーの受講のみなら非会員でも受けられます。
ビアテイスターの履歴書の書き方は?
アルコールに関係する業界、飲食業やサービス業、イベント関係などの方面に転職や就職する人は書いておいて損はないのでどんどん書きアピールしましょう。それ以外の人は、趣味・特技の欄に書きましょう。
書き方例:2021年11月 ビアテイスター資格 認定
履歴書に書いておいて、目にも止まりやすい資格なので、面接官になぜその資格をとったのかなどの質問が来た時に、自己アピールできるようにしっかりと答えられるようにしておきましょう。
ビアテイスターのメリット、持つと有利な業界・職種はある?
一番のメリットといえば、ビールに詳しくなれることでしょう。
ビール好きやビールに携わる仕事についている人にとっても、ビールについて抱負な知識を得ることはとても有意義なものになります。
ビール好き同士の雑談で花を咲かせるのもいいですし、ビールを提供する場にいる人は、気の利いた豆知識が自然と出てくるなんてことにもつながります。
ビールについての知識が豊富になればなるほど、良し悪しもわかるようになり、保管場所や、劣化させないようにする対策などよりおいしいビールにするために細部まで気配りができるようになります。
このような知識を生かし、自分の店を持つ時には質にこだわった上等なビールを提供することができるでしょう。その証明する肩書きとしても役立ってくるでしょう。
また、転職や就職でも、ビールに関係する業界では、資格があるということで目をひきやすくなり、面接のきっかけにもなったり、キャリアアップにもつながるでしょう。
ビアテイスターに似ている資格・他にお勧めの関連資格はある?
ビアテイスターの資格をよってもまだ余力がある人は、こんな資格はいかがでしょうか。
・ビアコーディネーター
・ビアジャッジ
・日本ビール検定
・ワイン検定
・日本酒検定
・ウイスキー検定
・テキーラ・マエストロ
ビアテイスターの履歴書のまとめ
ビールに興味がある人や、これからの仕事に生かしたい人、ただたんにビールが好きで好きでビールを極めたい人、なにか面白い資格に挑戦してみたい人にぴったりのビアテイスター。その内容はビールの基礎が身につき、今後の人生にも影響な資格と言えそうです。
興味のある人はいかがでしょうか。検討を祈ります。