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誰でも気軽にインターネットを扱える時代になり、世の中には情報が溢れかえっています。その中で、正確に必要な情報を集めて活用するスキルは非常に重要です。
こちらの記事では、検索技術者検定について、おすすめの参考書などをご紹介します。
検索技術者検定の概要
検索技術者検定は情報科学技術協会が主催する検定試験です。階級は1級、2級、3級の3種類があります。
級 |
内容 |
時間 |
受験料(税込) |
1級 |
一次試験(筆記試験) 業務内容やインフォプロとしての今後の展望などを記述 ・所属組織の主要な業務、主な利用者、組織内でのあなたの位置づけと担当業務 ・業務遂行上の悩みや課題、解決方法 ・インフォプロとして考えているあなたの今後のキャリア、将来像 二次試験(面接試験) 一次試験前半の論文に基づくプレゼンテーションと口頭試問。 専門的知識、スキルに関する能力を確認する質問も含まれます。 |
150分 |
11,000円 |
2級 |
・情報検索技術に関する知識と実践 ・情報組織化と流通 ・専門分野の情報資源 ・情報の利活用 ・情報の最新技術 ・情報の伝達と評価 |
150分 |
6600円 |
3級 |
・情報検索技術に関する知識と実践 ・情報組織化と流通 ・さまざまなネットワーク情報資源 ・知的財産権、著作権に関する知識 ・ネットワーク社会と情報セキュリティー |
60分 |
6600円 |
検索技術者検定のおすすめ参考書
プロの検索テクニック:検索技術者検定2級 公式推奨参考書
情報科学技術協会が実施する「検索技術者検定2級」の公式推奨参考書。情報検索の歴史と基礎知識,各専門分野情報資源の種類・特徴,得られた情報の管理・分析のための技術を解説しています。また,著作権をふくむ知的財産権や,コンピュータ・ネットワークのセキュリティについても言及しており、信頼に足る質の高い情報を入手するためのテクニック,そして得た情報を利活用するためのスキルを学ぶことができるように企画・編集されています。
検索スキルをみがく:検索技術者検定3級 公式テキスト
情報科学技術協会が実施する「検索技術者検定3級」の公式テキスト。情報検索に関する基礎知識,情報資源の種類やその組織化のほか,検索エンジンの特徴・仕組みを解説し,知っていると便利なネットワーク情報資源を紹介しています。知的財産権,特に情報を扱ううえで重要な著作権について詳述。また,コンピュータおよび情報セキュリティの基礎知識を学ぶことができます。検索の基本的知識を学び,より効果的な検索をするためのスキルを得ることができるよう企画・編集されています。
図書館と情報技術:検索技術者検定3級 対応
初学者へ向けて編まれた「図書館情報技術論」の教科書及び参考書!図書館で活用される多様な情報技術を平易な表現で解説されています。最新の著作権法を反映し,DX等の技術的変化にも言及した最新版。検索技術者検定3級にも対応。
情報検索の知識と技術 基礎編―検索技術者検定3級対応テキスト
2003年に情報検索基礎能力試験のテキストとして出版されて以来、版が重ねられてきました。2014年より、この試験が「検索技術者検定3級」となったことに合わせ、今回全面的に書き改められた1冊。情報検索に関心を持つ学生・図書館員・社会人のみなさんに最適のテキストです!
検索技術者検定のメリット
検索技術者検定の資格取得は、情報検索能力の証明に役立ちますので転職や昇進の際に評価されることがあるでしょう。
また、怪しい情報を切り捨てて正しい情報を得るコツや知識を身に着けることができるようになります。
さらに、検索や情報収集の正しい仕方を体系的に身に着けることができるため、調べ物が上手になり得られる情報の質も高まります。
検索技術者検定はどんな人におすすめ?
・情報リテラシーの基本を身に付けたい人
・仕事で情報を適切に取り扱う必要がある人
・情報に関する知識や管理能力のスキルアップをしたい人
検索技術者検定のテキストのまとめ
検索技術者検定は、情報のプロフェッショナルとして仕事を円滑に進めたい人におすすめの資格です。今回紹介したおすすめの参考書の中にご自身に合ったものを見つけて、ぜひ試験にチャレンジしてみてください。