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機密書類のペーパーレス化が進んでいるので、さまざまな会社や組織と関りのある資格でもあるといえる文書情報管理士検定。今回はこちらのおすすめの参考書をご紹介します。
文書情報管理士検定の概要
文書情報管理士とは、主に企業で扱う紙の文書(帳票類、伝票類、ビジネス文書、技術資料、図面など)を電子機器でデジタル化し、保管・閲覧できるようにする技術や知識が問われる資格です。JIIMA(公益社団法人日本文書情報マネジメント協会)という団体によって実施されています。
級 | 内容 | 受験料(税込) |
上級 | 1級の能力に加え以下の能力 顧客の問題点や課題の本質を明確化できる課題分析能力とシステム構築能力 保存性、原本性など文書情報管理の専門的知識および提案能力 高い費用対効果を発揮できるコスト意識及び能力 |
11,000円 |
1級 | 2級の能力に加えその専門知識及び実技応用能力 文書情報マネジメントの作業に従事する作業者に対する指導力 |
11,000円 |
2級 | 電子化文書関連、マイクロ写真関連の基礎知識及び実技能力 文書情報マネジメントに関わるハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク 関連の基礎知識 文書情報マネジメントに関する日本特有の法令、標準規格の基礎知識 |
11,000円 |
文書情報管理士検定の種類
文書情報管理士のクラスは、上から「上級」、「1級」、「2級」の3つの級があります。
文書情報管理士検定の参考書
文書情報マネジメント概論
日本文書情報マネジメント協会文書情報管理士検定試験委員会
出版社:日本文書情報マネジメント協会、出典:出版社HP
デジタル時代のマイクロフィルム入門
効率とコンプライアンスを高めるe-文書法電子化早わかり(令和版)
公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会 法務委員会編
出版社:公益社団法人日本文書情報マネジメント協会、出典:出版社HP
DocumentManagement標準化ガイドブック2017
文書情報管理士検定メリット
書類の電子化についての法制度の知識が身につき、企業内の書類を電子化するときに、効率良く進めることができるようになります。
また、文書のデジタル化に関係する専門的な知識や保管方法のルール、関連する法律などに対する専門的な知識の理解が深まります。
他にも、全国の都道府県や市町村、中央官庁、独立行政法人などが行う入札に参加できます。
文書情報管理士検定はどんな人におすすめ?
・会社や組織で機密情報を扱う立場にある人
・機密情報や重要情報の扱いについて学びたいと思っている人
文書情報管理士検定のまとめ
今回は、文書情報管理士検定のおすすめ参考書についてご紹介しました。ペーパーレス化や法の制定、改正により文書情報管理士を取得している人の需要は高まっています。文書のデジタル化に関する知識を身につけたい方や、文書の電子化業務や入札に興味のある方はぜひ、ご自身に合った参考書で資格取得を目指しましょう!