オフィスでのお仕事をされる方にとって必須スキルであるWordやExcel。この記事では、パソコンのスキルを証明する資格であるMOS資格について解説します。

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MOS資格とは?

マイクロソフト オフィス スペシャリストの略称で、エクセルやワードなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格です。事務職などのお仕事に就いている方や、採用を目指している方にとって必須の資格と言えるでしょう。

MOS資格の科目は?

 

試験科目は全部で5種類あり、一般レベルと上級レベルの2種類から受験が可能な科目と、1種類のみの科目があります。

 

Word

Word 2019
項目 内容
レベル 一般レベル 上級レベル(エキスパート)
試験の形態 コンピュータを使った実技試験(CBT) コンピュータを使った実技試験(CBT)
試験時間 50分 50分
受験料 一般価格 10,780円(税込)
学割価格 8,580円(税込)
一般価格 12,980円(税込)
学割価格 10,780円(税込)

 

Excel

Excel 2019
項目 内容
レベル 一般レベル エキスパート(上級)
試験の形態 コンピュータを使った実技試験(CBT) コンピュータを使った実技試験(CBT)
試験時間 50分 50分
受験料 一般価格 10,780円(税込)
学割価格 8,580円(税込)
一般価格 12,980円(税込)
学割価格 10,780円(税込)

 

 

PowerPoint

パワーポイント
PowerPoint 2019
項目 内容
レベル 一般レベルのみ
試験の形態 コンピュータを使った実技試験(CBT)
試験時間 50分
受験料 一般価格 10,780円(税込)
学割価格 8,580円(税込)

 

Access

Access 2019
項目 内容
レベル エキスパート(上級)のみ
試験の形態 コンピュータを使った実技試験(CBT)
試験時間 50分
受験料 一般価格 12,980円(税込)
学割価格 10,780円(税込)

 

Outlook

Outlook 2019
項目 内容
レベル 一般レベルのみ
試験の形態 コンピュータを使った実技試験(CBT)
試験時間 50分
受験料 一般価格 10,780円(税込)
学割価格 8,580円(税込)

 

 

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MOSスペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)の違い

 

スペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)は出題範囲が大きく異なり、出題範囲がほとんど重複していません。

 

スペシャリストレベルは、利用頻度が高く、ごく基本的な機能について出題されます。難易度は一般レベルのため、WordやExcelの学習が初めての方でも合格を目指せます。

 

エキスパートレベルは、組織としての文書管理やデータ集計、グループワークを意識した機能や管理を目的とした機能など、ワンランク上の生産性の高い機能が中心です。スペシャリストレベルに比べて難易度は高く、より効率性に着目した高度な機能のスキルが問われます。

 

MOS資格をとるメリットとは?恥ずかしい?

種類 メリット
Word
(文書作成ソフト)
文字や段落の書式設定、表の作成・編集、変更履歴の管理など効率的に作業するスキルが習得できる。
Excel
(表計算ソフト)
セルやセル範囲への書式設定、数式の作成、テーブル機能、グラフの作成・編集などのスキルが習得できる。
Access
(データベース管理ソフト)
データベースソフトは専門性あるため、特定の職場で重宝される可能性が高まっている。
Outlook
(電子メール・情報管理ソフト)
メッセージや連絡先の管理だけでなく、スケジュール管理などの効率的な作業スキルを取得できる。

 

 

近年では、さまざまなITサービスをはじめ、エンジニアやwebクリエイターなどの特殊なPCスキルが問われる職種があります。MOSは「オフィスソフト」の資格なので、パソコンスキルという広い意味で捉えて比較するとレベルが低いとも捉えられがちです。

しかし、オフィスでのお仕事をされる方にとっては、MOS資格を持っているということは強いアピールになります。ですので決してMOS資格を持っていて恥ずかしいことはありません。

パソコンスキルは目に見えないスキルのため、どのレベルまでできるのかという証明がし難いですが、MOS資格を取得することで客観的なスキル証明ができます。また、社会人にとって必須のスキルのため、実力アピールになるのと、様々な機能を効果的に使いこなすスキルが身につきます。

面接の場などでオフィスワークのスキルレベルを示すにはとてもわかりやすく、とくにご自身が事務職などの採用を目指していれば、恥ずかしいことはなく、MOS2019エクセルスペシャリスト、MOS2019ワードスペシャリストの2つを最低限取得していれば適切なアピールであり、とても有効な資格といえるのではないでしょうか。

 

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まとめ

今回の記事では、エクセルやワードなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できるMOS資格について紹介しました。世界中でも通用する資格であり、就職や転職の際にアピールポイントとして活用できるので、ご自身にあったレベルの資格を取得してみてはいかがでしょうか。