ピアノの森

一色まこと
出版社:講談社、出典:出版社HP

森のピアノは、その少年を待っていた――。捨て去られたピアノ。壊れて音の出ないピアノ。いま、ひとりの少年の選ばれた指が、失われた音を呼び覚ます。少年の名は一ノ瀬海(いちのせかい)。彼は心に深く豊かな森を抱えていた。過酷な境遇にも負けず、師との運命的な出会いを経て、ショパン・コンクールで世界に挑む姿を描く感動の物語。

四月は君の嘘

新川直司
出版社:講談社、出典:出版社HP

母の死をきっかけにピアノを弾かなくなった、元・天才少年ピアニスト有馬公生(ありま・こうせい)。目標もなく過ごす彼の日常は、モノトーンのように色が無い……だが、性格最低、暴力上等、そして才能豊かなヴァイオリニスト、宮園(みやぞの)かをりと出逢った日から、有馬公生の日常は色付き始める!細やかな嘘と音楽が導くボーイ・ミーツ・ガール!

のだめカンタービレ

二ノ宮知子
出版社:講談社、出典:出版社HP

自由奔放な野田恵と完璧主義者の千秋真一、才能溢れる二人の若き音楽家の恋模様と、クラシックへの情熱を描いた音楽コメディ漫画。二人は、お互いの才能に惹かれあいながら切磋琢磨していき、様々な人物との出会いや経験を経て、それぞれが成長していくクラシック音楽をテーマとした漫画。カプリチオーソ(気ままに気まぐれに)カンタービレ(歌うように)不思議少女のだめのクラシック音楽コメディ!

神童

さそうあきら
出版社:双葉社、出典:出版社HP

言葉を覚えるよりも先に楽譜が読めたという天才少女ピアニスト・うた。周囲から“神童”扱いされることに息苦しさや反発を覚えるようになっていた。ある日、彼女はとある公園の池で、落ちこぼれ音大受験生ワオと出会う。ワオとさまざまな経験を共有するうち、次第にまた音楽への情熱を取り戻すようになっていき……。さよならの音、初恋の音、嫉妬の音、失恋の音……ページをめくれば心に鳴り響く不思議で切ない物語!

坂道のアポロン

小玉ユキ
出版社:小学館、出典:出版社HP

1966年初夏、横須賀から地方の高校へ転入した薫(かおる)。幼い頃から転校の繰り返しで、薫にとって学校は苦しいだけの場所になっていた。ところが転入初日、とんでもない男と出会い、薫の高校生活が意外な方向へ変わり始め…!?アメリカの文化漂う海辺の街を舞台に、友情・恋心・音楽がまぶしく交錯する青春群像劇!

BECK

ハロルド作石
出版社: 講談社 、出典:出版社HP

果てしなく続く、穏やかで退屈な中学生活。それは、いつまでも変わらないはずだった──。あいつに出会うまでは……犬を助けたお礼に竜介からギターを受け取ると音楽の世界に入り込み始める14歳の少年・田中幸雄。誰にでもいつか“目覚め”の刻が来る……!音楽に情熱を燃やす少年たちの熱き青春がほとばしる作品。

ソラニン

浅野いにお
出版社:小学館、出典:出版社HP

大学を卒業して1年が過ぎ、OA機器メーカーのOL・井上芽衣子はあることを実感するようになっていた……「わたしは社会人には向いていない」。とはいえ、自分に特別な才能もなく、もはや人生のレールを外れる勇気もないというのが現実。彼女は今日も会社へ向かうのだったが…社会に放り出されたふたり、ささやかなあの日々を忘れないために芽衣子は「ソラニン」を歌う。

バジーノイズ

むつき潤
出版社:小学館、出典:出版社HP

「すきなもんいっこ、あればいい」――そう、思っていた。マンション管理人をしながら、趣味で音楽を奏でるだけの“シンプルで完璧”な生活を送る清澄(キヨスミ)。しかし、清澄が出逢ってしまったのは、バンドマンに恋をする女・潮(ウシオ)。閉じた世界に流れ込む強烈な“ノイズ”が、清澄の人生を大きく変えてゆく――。たったひとりと出逢うだけで、世界が変わる。耳障りで、少し心地良いノイズ。新時代の音楽ラブストーリー。

G線上のあなたと私

いくえみ綾
出版社:集英社、出典:出版社HP

寿退職の当日に婚約破棄され、フラフラと立ち寄ったCDショップで聞いた『G線上のアリア』。あの曲を弾いてみたいと思い、無職になって通い始めた月曜7時、大人のバイオリン教室。優雅な御趣味と思いのほか、人間関係もバイオリンも一筋縄ではいかなくて・・・。OL、40代主婦、男子大学生、普段の生活では出会うことのなかった3人とバイオリン教師、それぞれの思いが交差する恋愛協奏曲。

MAMA

売野 機子
出版社:新潮社、出典:出版社HP

そこは神に選ばれた者のみが集う寄宿学校。本当の才能の持ち主には、多大なる名誉、そして死が与えられるという……。子供達を待ち受けるのはライバルからの嫉妬、母との確執、禁断の恋、そして自分の才能への自信と戸惑い。天使の歌声を持つ少年達が繰り広げる“才能”の物語。美しい少年たちの心の叫びが、神の歌声となって奏でられる。