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【最新】Photoshopのおすすめ本 – 基礎から応用、逆引きまで! – も確認する
Photoshopは、グラフィックコンテンツ制作のスタンダードとも言える製品です。デザイナー・クリエイターを目指す場合はPhotoshopの操作スキルが必須になるでしょう。その実践的なスキルを証明するために、Photoshop®の認定試験があります。
ここでは、Photoshopを用いた画像ファイルの作成や、問題の指示に従い1つの作品を作り上げる表現力などの、画像編集ソフトの操作スキルを測定するための検定試験についてご紹介いたします。
紹介する検定試験はPhotoshop®クリエイター能力認定試験、アドビ認定プロフェッショナル資格試験(Photoshop)の2種類です。
Photoshop®クリエイター能力認定試験
・Photoshop®クリエイター能力認定試験とは?
世界基準のグラフィックツールであるPhotoshopの活用能力を測定・評価する、サーティファイが主催する資格検定試験です。Photoshopを用いた画像ファイルの作成や、問題の指示に従い1つの作品を作り上げる表現力などの、コンテンツ制作に関するスキルを認定します。
Photoshop®クリエイター能力認定試験 | ||||
級種 | ||||
エキスパート | スタンダード | |||
試験時間 | 第一部 | 50分 | 40分 | |
第二部 | 90分 | 90分 | ||
受験料 | 8600円 | 7,600円 |
・Photoshop®クリエイター能力認定試験概要
Photoshopクリエイター能力認定試験は、「スタンダード」と「エキスパート」の2級種を設定しているため、自身のレベルに応じた試験を受験することが可能です。
また、エキスパート級では、実技試験だけでなく知識試験も出題されています。Photoshopに関する操作スキルを実技だけでなく知識として習得することで、画像の加工や編集などをより効率的に行うことができます。
・Photoshop®クリエイター能力認定試験対策ポイント
ウイネットWebサイトから、Photoshopクリエイター能力認定試験に対応した公式テキスト・問題集が販売されています。問題集には、「模擬問題」が掲載されており、本番と同様の環境で試験対策を行うことが可能です。また、公式サイトからはサンプル問題がダウンロード可能です。本試験では実技試験が伴うので、座学のみならず実際にソフトを使いながらの演習がおすすめです。
アドビ認定プロフェッショナル資格試験(Photoshop)
・アドビ認定プロフェッショナル資格試験(Photoshop)試験概要
Adobe Certified Professional(アドビ認定プロフェッショナル)は、アドビ社(Adobe Inc.)のAdobe Creative Cloud に対応する資格試験です。Photoshopでは、Photoshopの基礎知識、基本的な操作方法、デザインプロジェクト要件の設定や画像利用に関するルールなど、さまざまな目的や状況に応じて作成・編集できる方を対象とした資格です。
Adobe Creative Cloud製品は、バージョンごとに新しい機能が追加・改良されるため、Adobe Certified Professionalは、バージョンごとに試験が用意されています。毎年の更新により2種類が用意されています。
Adobe Certified Professional(アドビ認定プロフェッショナル)資格試験 – Photoshop | ||
項目 | 内容 | |
問題数 | 30問前後 | |
出題形式 | 選択形式、ドロップダウンリスト形式、クリック形式、 ドラッグ&ドロップ形式、操作問題 (実際にアプリケーションを操作する実技試験となります。) |
|
試験の形態 | 試験はすべて、コンピュータ上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式 | |
試験時間 | 50分 | |
受験料 | 一般価格:10,780円(税込) 学割価格: 8,580円(税込) |
・アドビ認定プロフェッショナル資格試験(Photoshop)試験対策ポイント
公式サイトから2020/2021両方のバージョンに対応しているサンプル問題がダウンロードできます。実際のアプリケーションを使用して解答する操作問題と、選択問題が出題されるので、そちらでも試験対策が可能です。
Photoshop®クリエイター能力認定試験とアドビ認定プロフェッショナル資格試験を比較して
Photoshopクリエイター能力認定試験 | アドビ認定プロフェッショナル | ||
エキスパート | スタンダード | – | |
試験時間 | 第一部:50分 第二部:90分 |
第一部:40分 第二部:90分 |
50分 |
出題形式 | 知識、実技、実践 | 実技、実践 | 意識、実技、実践 |
受験料 | 8,600円 | 7,600円 | 一般価格:10,780円(税込) 学割価格: 8,580円(税込) |
Photoshop®クリエイター能力認定試験の特徴は、実技試験を伴うことです。また、Photoshop®クリエイター能力認定試験には2種類のコースから選択できるので、自身のレベルに応じた試験を受けることが可能です。本格的にデザイナーを目指している人におすすめの試験です。
アドビ認定プロフェッショナルは、デジタル画像編集プロジェクトにおける設計・開発スキルの基礎が問われる内容となっています。実技試験がなく、基礎が問われるので、デザイナー初心者の方にも受けやすい試験です。
資格取得に向いている人は?
本格的にデザイナーを目指す人
これからデザイナーやクリエイターを目指す人
デザイナー能力を身に着けてスキルアップしたい人
Photoshopの資格のまとめ
試験では実際の制作現場のワークフローに準じた問題が出題されるので、実践的なスキルを証明することができます。アドビ製品を使いこなせる社員の価値が高まっているなかで、採用のための面接において大切な評価基準のひとつとして、あるいは社員のプレゼンテーション力をアップするための達成目標として、活用することができます。そして、クライアントワークの納期内で最大のパフォーマンスを発揮しつつ、計画通りに制作を進められる効率性を高めるのに役立つ資格です。