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Webデザイナー検定の概要
Webデザイナー検定は、CG-ARTS協会が運営している資格試験の一つで、「Web制作」に関する知識の習得度が評価されます。
出題範囲は、Webページのコンセプトメイキングなど準備段階にあたるところから、完成したWebページのテスト、運用までとなっています。
こちらの試験では、「ベーシック」と「エキスパート」の2つのレベルに分かれています。
試験形式は、どちらもマークシート式の問題が10問となっています。試験時間はベーシックが60分、エキスパートが80分で、受験料はベーシックが5,600円、エキスパートが6,700円です。どちらも100点満点中70点以上の得点で合格となります。
公式テキスト
Webデザイナー検定では、参考書と問題集が公式から出版されていますので、そちらについてご紹介していきます。
1.Webデザイン -コンセプトメイキングから運用まで-
B5版 フルカラー 242ページ
単行本:3,960円 電子版:3,564円
こちらは、Webデザイナー検定の「エキスパート」に対応した公式テキストです。
内容は、コンセプトメイキングから運用まで、検定で問われる内容を網羅しています。業務としてWebサイト制作を行うことを前提とした際に学ぶべき知識やスキルが解説されています。
『Webデザイン -コンセプトメイキングから運用まで-』は、CG-ARTS(公益財団法人画像情報教育振興協会)から出版された書籍で、Webデザインの基礎から実践的な制作技術までを体系的に学べる一冊です。この書籍は、Webデザイナー検定ベーシック対応の教材としても利用され、特に初学者から中級者を対象としています。
内容としては、Webデザインのコンセプト作りから、デザインの実装、運用までのプロセスを網羅しており、豊富なサンプルコードや演習問題を通じて、実際に手を動かしながら学習できるよう構成されています。2022年に大幅改訂が行われ、最新の技術やトレンドに対応した内容となっています。
この書籍は、自己学習はもちろん、教育現場でも教材として利用できるよう設計されており、Webデザインに必要な幅広いスキルセットを身につけるための参考書として非常に有用です。
2.入門Webデザイン
B5版 フルカラー 164ページ
単行本:2,970円 電子版:2,673円
こちらは、「ベーシック」に対応しています。
1で紹介した『Webデザイン』とは違い、個人でWebサイトを作ることを前提としたテキストです。Webサイトを作る過程を基礎的なことから詳しく学ぶことができます。
『入門Webデザイン』は、CG-ARTS(公益財団法人画像情報教育振興協会)から発行されたWebデザインの入門書です。この書籍は、Webサイト制作に必要な基礎知識から、実際のデザインやHTML、CSSのコーディング技術までを体系的に学ぶことができる内容となっています。
この最新版では、特にWebデザイナー検定ベーシック対応として設計されており、実際の演習やサンプルデータを通じて、初心者でも実践的なスキルを身につけられるように工夫されています。印刷版はフルカラーで200ページあり、視覚的にも分かりやすい構成です。また、2022年に改訂されており、最新の技術やトレンドにも対応しています。
この書籍は、Webデザインの初心者や基礎を再確認したい人にとって非常に役立つ教材であり、教育現場でも広く利用されています。
3.Webデザイナー検定エキスパート・ベーシック公式問題集
B5版 フルカラー(問題)/モノクロ(解説)
単行本:3,080円 電子版:2,772円
こちらは、「エキスパート」と「ベーシック」の両方に対応した問題集です。
『Webデザイナー検定エキスパート・ベーシック公式問題集』は、CG-ARTS(公益財団法人画像情報教育振興協会)が発行しているWebデザインに関する公式の問題集です。この問題集は、Webデザイナー検定の「エキスパート」と「ベーシック」両方のレベルに対応しており、過去に出題された問題を練習問題として再編しています。
エキスパート用とベーシック用のそれぞれに3回分の実践的な問題が収録されており、解答と詳細な解説が別冊として付属しています。この構成により、学習者は実際の試験形式で問題を解きながら、理解を深めることができます。
特に、Webデザインの基礎から応用までを段階的に学ぶことができ、Webサイトの企画、制作、運用に関する知識を総合的に身につけることが目的とされています。この問題集を活用することで、実際の試験に向けた効果的な準備が可能となり、実践的なスキルも向上します。
以上、3冊がWebデザイナーの公式テキストと問題集となっています。
テキストの方は対応レベルによって異なりますので、エキスパートを受験される方は「1と3」、ベーシックを受験される方は「2と3」を使って学習を進めると良いでしょう。
これら3冊は、CG-ARTS公式サイトでも対応書籍として紹介されていますので、そちらも参考にしてみてください。
関連書籍
上記では、公式テキストや問題集をご紹介しました。
インターネットの普及に伴い、Webも非常に身近な存在となった現在、自分でWebサイトを作成して情報を発信していくというのも珍しくありません。そのため、Webサイトの作り方について解説した参考書も数多く出版されています。
以下では、その中からいくつかご紹介していきます。
4.1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座
本書は、Webページを作成する上で使われることの多いHTMLとCSSにフォーカスして解説した一冊です。
演習として実際にひとつのサイトを作ることができ、説明に沿ってコードを入力してくとおしゃれなカフェのWebサイトを完成させることができます。正しいコードもサポートページに記載されているので、間違えた箇所を見比べながら改善することも可能です。
説明も簡潔でわかりやすいとの評判なので、入門書としてもおすすめです。
5.Webデザイン良質見本帳 目的別に探せて、すぐに使えるアイデア集
実際のWebサイトがテーマ別に分類され、カタログのように多数収録されている本となっています。
そのデザインを採用している理由なども解説されているので、Webサイトをデザインする前にインプット材料として用いるのに最適な一冊です。
コードが載っているわけではないのである程度Webサイトを作ったことがある方向けとはなりますが、Webデザイナーの方にとっては非常に参考になる本です。
まとめ
今回は、CG-ARTS協会が運営している「Webデザイナー検定」のおすすめ書籍についてご紹介してきました。
Webサイトが身近な存在となったことで、Webデザイナー関連の書籍も多数出版されておいます。初心者向けに書かれたものも多いので、是非一度Webサイト制作にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
Webデザイン -コンセプトメイキングから運用まで | 入門Webデザイン | Webデザイナー検定エキスパート・ベーシック公式問題集 [改訂第二版] | 1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座 | Webデザイン良質見本帳 目的別に探せて、すぐに使えるアイデア集 | |
出版社 | 画像情報教育振興協会 | 画像情報教育振興協会 | 画像情報教育振興協会 | SBクリエイティブ | SBクリエイティブ |
級/ レベル | エキスパート | ベーシック | 各レベル対応 | ベーシック | ベーシック |
形式 | テキスト | テキスト | 問題集 | テキスト | テキスト |
ページ数 | 242ページ | 164ページ | 221ページ | 283ページ | 192ページ |