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「自分に似合う色の見つけ方を知りたい」
「近年話題になっているパーソナルカラーについて学んでみたい」
このようなことを考えている方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが「パーソナルカラリスト検定」です。この検定では、色彩配色調和についての知識と技術を身につけることができます。
本記事では、パーソナルカラリスト検定の合格を目指す上でおすすめの参考書をご紹介していきます。
パーソナルカラリスト検定について
パーソナルカラリスト検定は、日本カラリスト協会が主催している検定です。本検定では、CUS(カラーアンダートーンシステム)という色彩理論に基づいた色彩調和の知識と技術を学べます。
美容やファッション業界の方はもちろん、インテリア業界などでも現場で活用することができます。また、仕事には直接活かす機会がない方でも、ご自分の洋服選びやメイクに取り入れることで日常を豊かに彩ることができるため、多くの人におすすめできる資格です。
それでは、パーソナルカラリスト検定について試験概要を以下の表にまとめていきます。
3級 | 2級 | 1級 | |
受験資格 | なし | なし | 2級取得者 |
試験形態 | 一般受験/WEB受験 | ||
問題形式 | マークシート4択(一般)
パソコンにて出題4択(WEB) |
[1次]
マークシート4択(一般) パソコンにて出題4択(WEB) [2次]配色実技+記述(一般) 文字入力+記号選択(WEB) |
|
試験時間 | 70分 | 80分 | [1次]70分 [2次]80分 |
受験料 | 7,700円 | 11,000円 | 17,600円
1次/2次免除者:11,000円 |
出題範囲 | ・検定3級公式テキスト全般 | ・検定3級公式テキスト全般
・検定2級・1級公式テキスト(第1〜5章) |
・検定3級公式テキスト全般
・検定2級・1級公式テキスト(第6〜8章) |
パーソナルカラリスト検定は、レベル別に1〜3級に分けて実施されており、1級のみ受験資格が設けられています。
試験方式としては、会場でマークシートを使って受験する一般受験と、自宅などで自分のパソコンから受験するWEB受験の2形態があります。1次と2次に分けて行われる1級の試験では、どちらも同じ形式での受験となることにご注意ください。
1級において1次または2次試験のどちらかが不合格となった場合は、2年間は合格した試験が免除となります。
続いて、パーソナルカラリスト検定の合格率を見てみましょう。
【合格率】
3級 | 2級 | 1級 | |
合格率 | 75%程度 | 70%程度 | [1次]50%程度 [2次]50%程度 |
パーソナルカラリスト検定では、毎年の具体的な統計結果は公表されていません。
一方で、公表されている目安の合格率を見てみると、2級までは70%程度、1級でも50%程度が合格できるとされていますので、比較的易しい資格試験であると言えると思います。
パーソナルカラリスト検定の対策ポイント
パーソナルカラリスト検定に合格するために必要な勉強時間の目安は、3級で10〜30時間程度とされています。
級が上がるごとに難易度も上がりますが、それでもしっかりと勉強すれば独学でも十分合格が望めるレベルの検定試験です。
それでは、パーソナルカラリスト検定の対策ポイントを見ていきましょう。
まずは公式テキストをよく読むことが大切です。
3級では、色彩理論、パーソナルカラーの章の理解を深めておくと良いでしょう。
同様に、2級ではCUS配色調和理論とパーソナルカラー、1級では色彩の歴史、CUS配色調和、パーソナルカラーの章を重点的に学習を進めることが推奨されています。
パーソナルカラリスト検定のおすすめ参考書 – 合格体験記からも
パーソナルカラリスト検定2級問題集ー 日本パーソナルカラリスト協会主催
日本パーソナルカラリストが主催しているパーソナルカラリスト検定2級の試験対策用問題集です。こちらの試験は、色彩と文化、色彩理論、CUS配色調和理論、色彩を活かすテクニック、パーソナルカラーに加えて、3級の範囲が出されます。この本では各章ごとに問題があり、それに加えて模擬試験が2回も掲載されていますので、問題形式に慣れたい方におすすめの一冊です。
パーソナルカラリスト検定 3級問題集-日本パーソナルカラリスト協会主催
日本パーソナルカラリストが主催しているパーソナルカラリスト検定3級の試験対策用問題集です。こちらは、色彩と文化、色彩理論、色彩とファッション、パーソナルカラーといった基礎知識中心に身につける級です。問題解きながら活用できるので、独学にぴったりです。さらに、解説がしっかりとされているので、初心者におすすめできる一冊となっております。
パーソナルカラリスト検定のおすすめ参考書のまとめ
ここでは、パーソナルカラリスト検定対策におすすめな参考書をご紹介してきました。
パーソナルカラリスト検定で色彩配色調和について学ぶことで、業種によっては仕事に生かすことはもちろん、自分自身の生活を彩ることが可能になります。
この機会にぜひパーソナルカラリスト検定の受験を検討されてみてはいかがでしょうか。