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今回は、小学生におすすめのChromebookをご紹介します。近年、教育現場においては児童生徒に一人一台の端末が配布されるなど、GIGAスクール構想が進められています。その中で、比較的安価なChromebookは重宝されることでしょう。
しかしながら、同じChromebookでも、製品によって性能やキーボード着脱の可否が変わってきます。
本記事では、小学校の教育現場において有用なChromebook製品をご紹介します。ご家族の方だけでなく、小学校教諭の皆さんは是非一読して、自身の授業構成に活用していただきたいと思います。
Chromebookの基本的な特徴
・価格が安い。
教育現場で活用するという視点で考えると、Chromebookの特徴として比較的安価であることが挙げられます。GIGAスクール構想では、端末の上限価格を4.5万円に設定していますが、教育現場において使う機能を備えていればよいことを考えると、この予算で十分な性能のChromebookを購入することができます。
・起動が早く、バッテリーが長い。
別の特徴として、起動が早くバッテリーの持ちが良いことがあります。ICT端末は授業中に補助教具として使用することが多いため、起動が遅いとその分授業時間が減ってしまい、教育効果が落ちることが予想されます。しかしながら、起動の速いChromebookを使えばその心配はありません。
また、バッテリーも10時間以上駆動するものが多く、授業中にいきなり使うとなっても電源が切れていて使えないということがありません。
・タッチ操作とキーボード操作のどちらもできる。
Chromebookはほとんどの製品がタッチ操作に対応しています。Google chromeを使うだけであればキーボード操作のみあればよいですが、アプリを使って授業を行う場合には、タッチ操作に対応したChromebookが必要です。タッチ操作にも対応しているものを使うことで授業の幅が広がるので、多少価格が上がってもアプリを使えるChromebookを購入することをおすすめします。
また、Chromebookの形状はノートPCのように折りたたむクラムシェル、クラムシェルと同じ折りたたみではありますがディスプレイが360°回転するコンバーチブル、本体とキーボードを取り外せるキーボード着脱式の3種類に分類されます。アプリを使うとなると後半の2つがおすすめではありますが、キーボードの操作性や本体の重さについてそれぞれ良し悪しがあるので、家族で、または団体で選ぶ時は全体で話し合って決めていただきたいと思います。
具体的なChromebookの例
5万円強までのChromebookを以下の表にまとめます。
製品名 | 金額 | 形状 | 特徴 |
ASUS
Chromebook C223 |
22,320円 | クラムシェル | 様々なカラーがある。(教育現場における特徴安いことくらい。) |
ASUS
Chromebook Detachable CM3 |
50,800円 | 着脱式 | 縦置きスタンドカバー、有線イヤフォンジャック付 |
レノボ
Lenovo Chromebook S330 |
19,800円 | クラムシェル | タッチ非対応ではあるが、非常に安価。使用する機会や機能が限られている現場であれば、最適。 |
レノボ
IdeaPad Duet Chromebook |
38,438円 | 着脱式 | 着脱式なので、柔軟な使い方が出来る。(タブレットのみ、タブレットをスタンドカバーで立てて使う、キーボードと一緒に使うなど。) |
レノボ
IdeaPad Flex550i Chromebook |
53,834円 | コンバーチブル | コンバーチブル製品の中では安価。ペンの内臓が可能。 |
小学生におすすめのChromebookについてのまとめ
今回は小学校教育においておすすめのChromebookをご紹介しました。ICT教育が進められている今、積極的に取り入れることで教育の効果、効率を上げていってほしいと思います。
以下は、追加でのChromebookの特徴で記載になります。
小学校教育におけるICT機器の活用場面は授業での補助的な役割がほとんどで、プログラミング教育の目的も、プログラミングが出来るようになることではなく、論理的思考を身につけることなど。
ただし、本格的な使い方もできるので、使い方の幅は保証されている。
・使用できるアプリには制限ある。
pc向けアプリ(Firefox、edge、Microsoft office等)は利用不可、Androidアプリで代替できるものもある。互換性は完全でないから、利用できないものも。
→chromeブラウザをメイン使用し、androidアプリは補助的な役割。