「夜景観光士検定を受験する予定だけど、どのくらい難しい試験なのだろう?」
このような疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
全国各地に存在する夜景に関する知識が問われる夜景観光士検定。この資格の難易度がどのくらいのものか知りたい人もいるのではないでしょうか。
本記事では、夜景観光士検定の難易度について詳しく解説していきます。
夜景観光士検定とは、夜景観光コンベンション・ビューローが主催している民間の試験です。上記でも述べた通り、日本の夜景を中心に、全国各地に広がる夜景に関する知識が問われる内容となっています。3級~1級の3つに資格区分がされています。3級・2級は、誰でも受験することができますが、1級には「夜景観光士検定2級合格者」という受験資格があります。
試験の級の違いについて
夜景観光士検定の級の違いについての概要は、以下の表の通りです。
3級 | 2級 | 1級 | |
試験方法 | コンピュータ方式(四肢択一式) | 会場受験式(択一式) | |
問題数 | 100問 | 80問 | |
合格基準 | 正解率80%程度 | 正解率85%程度 | |
試験時間 | 90分 | 100分 | |
受験資格 | 年齢・学歴等の制限なし | 本検定2級合格者 | |
受験料 | 5,500円(税込) | 6,600円(税込) | 9,000円(税込) |
受験地 | 自宅など | 東京、大阪 |
資格の合格率について
ここでは、資格の合格率について紹介します。
過去の試験回の合格率を級別に以下の表にまとめたのでご覧ください。
3級 | 2級 | 1級 | |
第6回 | 57.4% | 42.5% | 5.5% |
第5回 | 57.7% | 46.1% | 5.1% |
第4回 | 86.1% | 71.2% | 8.1% |
こちらの表を参考にすると、合格率は級ごとに異なることがわかります。また、試験が実施される年によっても、大きく変動があることも見て取れます。級ごとに詳しく見ていくと、3級は全体的に平均もしくは、やや高めの合格率だと言えるでしょう。しかし、年によってかなり変動があるのでその点は注意が必要です。2級は、50%前後の合格率であるため、平均して並の合格率だと言えます。しかし、こちらも年による変動があるので注意しましょう。最後に1級ですが、全体的に合格率は非常に低いです。年によって多少の変動がありますが、高くても合格率が2桁にはならないため、3級・2級と比較すると、合格率は大きく下がっています。
資格の級別の難易度
ではここで、資格の難易度を級別に紹介していきます。
まず3級ですが、難易度はやや低いと言えるでしょう。上記で紹介した合格率を参照してもらうとわかりますが、合格率は毎年50%を超えているので、そこまでレベルの高い試験ではないでしょう。そのため、しっかり時間を確保して、ある程度の試験対策をすれば、苦戦せずに合格できます。
次に2級ですが、難易度は普通程度です。上記で紹介した合格率から、並の合格率だということがわかるため、難易度も易しくも難しくもないレベルだと言えるでしょう。しかし、3級よりは難易度が上がるため、こちらもしっかりと対策をする必要があります。
最後に1級ですが、難易度は非常に高いです。上記で紹介した合格率からもわかる通り、3級・2級と比べて格段に合格率が下がっています。また、1級試験は夜景検定公式テキストに加え、「1級用テキスト」の中から出題されるため、試験範囲が広くなり、自然と難易度が上がるのです。ですので、合格するためには、かなりの時間をかけた対策が必要になります。
夜景観光士検定の難易度のまとめ
ここでは、夜景観光士検定の難易度についてご紹介していきました。
受験する級、または年によって難易度が大きく変動する試験だということがわかりましたでしょうか。興味を持った人は、是非取得に向けて、学習してみてはいかがでしょうか。