「日商ビジネス英語検定の資格を取得するとどのような業界・職種に就けるのだろうか?」
こうした疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
ビジネス英語の能力や貿易などの国際取引の知識が問われる、民間検定試験の日商ビジネス英語検定。この資格を取得するのに向いているのはどのような業界・職種なのか。また、この資格を取得することで、どのような業界・職種に就くことができるのか、知りたい人もいると思います。
本記事では、日商ビジネス英語検定の向いている業界・職種について詳しく解説していきます。
日商ビジネス英語検定とは、日本商工会議所が主催している民間の検定試験です。英語でのビジネス・コミュニケーションに特化した試験であり、英語力をベースとしたビジネス実務や海外取引に関する知識や能力が問われるような内容になっています。ビジネスの現場で活用できる英語力を養うことを目的として行われます。資格区分としては、1級~3級の3つのレベルに分けられています。受験資格は特に設けられていないため、誰でも受験することが可能です。
資格取得に向いている/資格取得を活かせる業界は?
ここでは、資格取得に向いている/資格取得を活かせる業界について紹介していきます。
日商ビジネス英語検定では、貿易取引に必要な知識やスキルをはじめ、貿易実務に則した英語力や文書作成能力を身に着けることができます。そのため、海外取引を行う貿易事務関係の会社や、外資系などの英語を使う機会が多い企業などに勤務している、または就職・転職を目指している人に向いている資格になります。業界としては、海外取引を頻繁に行う商社や貿易会社、外資系などが相当します。また他にも、自社内に海外担当部署を設けている国際物流や船舶・航空会社、メーカーなども該当するため、比較的幅広い業界で資格取得を活かせる可能性があります。上記で挙げた業界で働く人や、業界に就職・転職する予定がある人は、本検定の資格取得に向いていると言えます。
資格取得に向いている/資格取得を活かせる職種は?
ここでは、資格取得に向いている/資格取得を活かせる職種について紹介していきます。
上記でも紹介したように、日商ビジネス英語検定では貿易実務を中心とした知識・スキルを学ぶため、向いている、または資格取得を活かせる職種としては、貿易事務、海外事務などが挙げられます。これらの仕事内容としては、営業部門と連携しつつ、海外との輸出入の業務を円滑に行えるようにサポートをする、というものです。輸出入に関わる様々な人たちへの伝達や調整などの業務も担当するため、コミュニケーションスキルも当然求められます。また、輸出入に関する具体的な業務の中で、通関手配や代金回収などの業務を行うため、通関士も相当します。
日商ビジネス英語検定の向いている業界・職種のまとめ
今回は、日商ビジネス英語検定の向いている業界・職種について紹介しました。
資格取得に向いている、資格取得を活かせる業界や職種がどのようなものか、わかりましたでしょうか。興味がある人は是非この機会に、取得に向けて学習してみてください。