コンプライアンスに関する知識は企業で働く上で必ず持っていなければならないもので、役職が上がれば上がるほど重要になってきます。
そのため、ビジネスコンプライアンス検定を昇進のために取得を義務付けられているという場合もあります。
取得必須と言われると、どのくらいの割合で合格しているのか不安になる人もいるかと思います。
そこで、本記事ではビジネスコンプライアンス検定の合格率について紹介します。
ビジネスパーソンとしてのコンプライアンス行動
健全な企業や組織の活動のために必要なコンプライアンス経営やビジネスパーソンとしてのコンプライアンス行動は非常に重要です。ビジネスコンプライアンス検定では、これらに必要な法令・倫理などについて、理念と目的の理解度や価値判断基準、対応能力を認定します。
初級・上級の2つのレベルに区分されています。初級は基本的な法律知識や価値判断基準を有しているかを評価し、上級はコンプライアンス経営の推進者および主体者として高度な法律知識や実践的な価値判断基準を有しているかを評価します。どちらも受験資格はありません。
詳しい合格率は非公開となっていますが、初級と上級どちらもそれほど難しくはありません。テキストの重要ポイントをしっかりと理解し、過去問題で練習をしておけば合格できる試験です。
どのくらい合格してる?
ビジネスコンプライアンス検定は、詳しい合格率が公表されていません。
年度ごとに初級と上級を合わせた合格率が公表されているので、以下の表をご覧ください。
合格率(初級・上級) | |
2018年度 | 60.4% |
2019年度 | 70.9% |
2020年度 | 55.2% |
初級の合格率
上級よりも高いことが予想されます。
難易度が低いことや合格基準が上級より低いことが、上級より合格率が高いと予想される理由です。
初学者でも20時間の学習時間を取れば合格できると公式でも言われているので、それほど難しくない試験です。
上級の合格率
初級より難易度は上がりますが、合格率は決して低いわけではないと予想されます。
初級レベルの内容が身についていれば、40時間程度の学習時間で合格できると言われています。
それほど時間をかけずに合格できる試験なので、合格率もそれほど低くないと予想しました。
ビジネスコンプライアンス検定の合格率などのまとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、ビジネスコンプライアンス検定の合格率について紹介しました。
初級も上級も難易度はそれほど高くないと言いましたが、合格率から見ると落ちている人がいるのも事実です。
そのため、油断せずに勉強をしてから試験に臨みましょう。