「ビジネス心理検定の資格を取得するとどのようなメリットがあるのだろうか？また、デメリットはあるのだろうか？」
こうした疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
ビジネス心理に関する知識や理解度を測るビジネス心理検定。この資格を取得することでどのようなメリットやデメリットがあるのか知りたい人もいると思います。
本記事では、ビジネス心理検定の取得メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
ビジネス心理検定とは、毎年夏と冬に実施されている民間の検定試験です。マネジメントやマーケティングの心理スキルを実務で活かせるようになることを目指す試験です。資格区分としては、初級・中級・上級・上級特別という4つに分けられています。上級特別は、初級・中級を受けずに飛び級して上級試験が受験できるもので、実務経験を有する専門家が対象となっています。また、受験資格は各級にそれぞれ設けられています。
資格取得のメリットは？
では、資格を取得することで得られるメリットをいくつか紹介していきます。
1つ目は、身に着けた知識や能力を仕事に活かしやすいことです。ビジネス心理検定では、経営や人事、マネジメント心理などビジネスにおいて必要不可欠な要素を多く学びます。これらの知識を習得することにより、仕事をする際に、自身のスキルや能力を存分に発揮して活かすことができます。また、ビジネスに関する心理を学ぶことによって、仕事のやり方だけでなく、社会人としての心の在り方を学べるため、人として成長することができます。
2つ目は、コミュニケーション能力が上がることです。一見、ビジネス心理に関することを学んで、なぜコミュニケーション力が上がるのか理解できないかもしれません。ビジネス心理検定では、ビジネスにおける人間の心理や対人関係に関する分野が出題範囲としてあります。ですから、これらのことを学ぶことによって自然と相手の心理を読み取る力や相手との接し方というものを理解できるようになり、結果としてコミュニケーション能力が上がるのです。また、コミュニケーション能力が上がることによって良好な人間関係の構築にもつながり、一石二鳥です。
資格取得のデメリットは？
ここでは、資格取得のデメリットを見てみましょう。
取得することで多くのメリットを得られることがわかりましたが、検定受験料が高額という部分が、デメリットとして挙げられます。検定受験料は、専門動画教材込で初級が13,800円、中級が39,800円、そして上級が59,800円、上級特別が113,800円です。専門動画教材は検定を受験するにあたり必須であり、これにさらに公式テキストの費用や級によっては講座の費用がかかってきてしまいます。そうなると、資格を取得するまでにかなりの金額が必要になります。特に、上級の取得を目指す方などは、初級・中級の取得が受験条件となっているため、それらを取得するのにかかる費用に加えて、上級の検定料が必要になり、かなり高額になってしまいます。こうしたことから、検定受験料が一番のデメリットになるでしょう。
ビジネス心理検定のメリット・デメリットのまとめ
今回は、ビジネス心理検定のメリット・デメリットについて紹介しました。
この資格のメリット・デメリットについて理解が深まったでしょうか。興味がある人は是非この機会に、取得を目指してみてはいかがでしょうか。