「ビジネス心理検定はどのくらいの難易度なのだろう?」

このような疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

ビジネス心理に関する知識や理解度を測るビジネス心理検定。この資格の難易度がどのくらいのものか知りたい人も多いのではないでしょうか。
本記事では、ビジネス心理検定の難易度について詳しく解説していきます。

ビジネス心理検定とは、日本ビジネス心理学会によって実施されている検定試験です。マネジメントやマーケティングの心理ノウハウを実務で活かせる人間になることを目指す民間の試験です。資格区分としては、初級・中級・上級・上級特別の4種類に分かれています。上級特別は、初級・中級を受けずに「飛び級制度」として上級試験が受験できるもので、実務経験を有する専門家が対象のものとなっています。また、受験資格は、初級の「18歳以上」を初めとして、各級に設けられております。

ランキングも確認する
出典:出版社HP

試験の級の違いについて

ビジネス心理検定の試験の違いについての概要は以下の表の通りです。

初級 中級 上級 上級特別
試験方式 四肢択一

マークシート式

記述式 記述式+面接式 面接式
満点 100点 200点
合格基準 60点以上 120点以上
試験時間 95分 95分 記述:90分

面接:20分

30分
受験資格 18歳以上 初級合格者または初級受験者 中級合格者 3年以上の実務経験者
受験料

(専門動画教材込)

13,800円 39,800円 59,800円 113,800円

※初級+中級のW受験が可能

各級別の合格率

ビジネス心理検定の合格率を級別に以下の表にまとめたので、ご覧ください。

初級 中級 上級 上級特別
合格率 70~80% 60% 50% 50%

これは、日本ビジネス心理学会が公式に出している各級の合格率です。こちらの表から、初級では7割~8割、中級では6割、上級・上級特別では5割程、ということがわかりました。このことから、初級の合格率は比較的高く、中級・上級・上級特別の合格率はどれもあまり変わらず、普通程度だということがわかります。一番上位の級の上級・上級特別でも合格率が半分程度あるため、合格率が総じて高い試験だと言えます。

各級別の難易度

上記で示した合格率を参照すると、難易度はそこまで高くないと想像できるのではないでしょうか。実際、試験問題の多くが公式テキストから出題されるため、難易度は比較的低い方です。ただし、どの級を受験するかによって多少は難易度が変動します。

初級の場合、四肢択一式のマークシート方式なので難易度は低いです。ですが、中級になると記述式に変わり、初級に比べて解答方式の難易度が上がります。また、上級になると記述に加え面接も実施されるため、さらに難易度が高くなると言えます。このように、各級で試験方式や解答方式が違うため、難易度に少しの変化は出てきます。

ビジネス心理検定の難易度のまとめ

ここでは、ビジネス心理検定の難易度についてご紹介していきました。
合格率は比較的高く、取り組みやすい試験だということがわかりましたでしょうか。もし興味を持てた人は、是非取得に向けて学習してみてはいかがでしょうか。

ランキングも確認する
出典:出版社HP