「プレゼンテーション検定って実際どのくらい難しいのだろう?」
こうした疑問を持っている人もいると思います。
プレゼンテーションを行うための知識や能力がどのくらいあるのか測る試験であるプレゼンテーション検定。あまり馴染みのない資格ですので、その難易度がどのくらいのものか知りたい人もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、プレゼンテーション検定の難易度について詳しく紹介していきます。
合格率はどのくらい?
では、プレゼンテーション検定の実際の合格率はどのくらいなのか見ていきましょう。プレゼンテーション検定は1級~準3級まで存在し、2級からは受験資格があります。準3級と3級は70点以上で合格、準2級以上は80点以上で合格となります。そして、実際の合格率は以下の通りです。
準3級 | 3級 | 準2級 | 2級 | 準1級 | |
合格率 | 86.2% | 79.5% | 51.8% | 44.8% | 18.2% |
こちらは、一般社団法人 プレゼンテーション検定協会が公開している2016年12月~2020年8月のプレ検受験者のデータです(1級のデータは非公開)。見てもらうと分かる通り、合格率は準3級では8割強、3級では約8割、準2級では約5割、2級では5割弱、準1級では2割弱となっています。2級まではそこまで低い合格率ではありませんが、準1級ではかなり合格率が低くなることがわかるでしょう。そして、1級は正確なデータこそありませんが、準1級より上位の級であることを考えると、準1級よりさらに低い合格率の可能性があります。
難易度はどれくらい?
上記で紹介した合格率の表から、プレゼンテーション検定は級が上がるごとに合格率は少しずつ低くなっていくことがわかります。つまり、難易度は級が上がることに高くなっていくということです。準3級・3級では、約8割の人が合格しているため、難易度は比較的低いと言えます。準2級・2級では、5割前後の合格率であり、難易度は準3級や3級と比べると高いですが、半分近くの人が合格しているため、そこまで高めの難易度というわけでもなさそうです。そして準1級は、合格している人が2割にも満たないため、難易度は非常に高いと言えるでしょう。他の級と比べてももちろん、資格全体でみても低い合格率のため、簡単には合格できないでしょう。また、準1級になると一般常識や時事問題が出題範囲として加わるので、必然的に難易度は高くなります。1級に関しては、準1級に匹敵、もしくはそれ以上の難易度であることが予想されます。
プレゼンテーション検定 難易度のまとめ
今回は、プレゼンテーション検定の難易度について紹介しました。
そこまで知名度が高い資格ではありませんが、コミュニケーション力やプレゼンテーションスキルを身に着けて活躍する機会を増やしたいなどと考えている人は、是非この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。