「マイナンバー実務検定って取得するとどのようなメリットがあるのだろう。逆にデメリットなどはあるのだろか?」
こうした疑問を持っている人もいると思います。
マイナンバー実務検定は、全日本情報学習振興協会によって2015年から実施されている民間資格の試験です。この資格を取得することで生まれるメリットやデメリットを知りたい人もいると思います。
今回の記事では、マイナンバー実務検定の取得メリットやデメリットについて詳しく紹介していきます。
資格取得のメリットは?
・情報漏洩を防ぐことが出来るようになる
・企業や各種団体における指導的立場として活躍することができる
・面接や就職活動の際にしっかりした学生であることをアピールできる
ではまず、資格を取得することで得られるメリットをいくつか紹介していきます。
1つ目のマイナンバー実務検定を取得するメリットは、情報漏洩を防ぐことが出来るようになる、です。マイナンバーの取り扱う際には、常に個人情報の漏洩やセキュリティ上の不安などのリスクがつきまといます。
しかし、資格取得することで、マイナンバー利用や保護などの制度に関する理解が深まり、個人番号を正しく扱うことが出来ます。こうすることで、個人情報の管理をしっかりと行えるようになり、個人番号などの漏洩を防ぎます。
また、制度を学ぶことで、個人番号だけでなく様々なリスクから自身のプライバシーを守ることもできるようになります。
2つ目の資格取得メリットとして、マイナンバー制度に関して指導できるようになることがあります。これは2級または1級を取得した場合ですが、企業や各種団体における指導的立場として活躍することができるようになります。
団体や企業にとって、職員や社員のマイナンバーは非常に重要で、絶対に保護が必要な特定個人情報です。そこで、漏洩や悪用が行われないようにするため、講習などが必要になってきます。
資格取得していると、そのような講習で、マイナンバー制度に関する研修講師や指導者として活躍が期待できます。
3つ目の資格取得メリットは、面接や就職活動の際に役立つことです。例えばツイッタ―による炎上事件や、不適切なインターネット利用が話題に上ることも多々あり、学生さんのインターネット利用や情報管理には、団体や企業は大きな不安を持っています。そこで、団体や企業は入社前の研修や新入社員研修、アルバイト研修などを必ず行っているのが実情です。
あなたが、入社前に自らマイナンバー検定試験などを取得していることは、面接や就職活動の際に、あなたがしっかりした学生であることをアピールする大きなポイントになります。
資格取得のデメリットは?
マイナンバー実務検定を取得することで、個人情報保護法に対する理解が深まり、身に着けた知識を生かして活躍する機会もつくれます。しかし、この資格を取得しても就活や転職で有利になるわけではないというのが、惜しい点として挙げられます。
就職活動で自身のスキルとしてアピールするために資格取得を目指す学生や、取得した資格の知識や技能を新たな職場で生かそうと転職を考えている社会人などは、一定数いると思います。
しかし、このマイナンバー実務検定は、自身のスキルアップにはつながるかもしれませんが、就活や転職で上手く生かすことはできないため、就活や転職のために取得しようと考えている人は他の資格にトライした方が良いかもしれません。
マイナンバー実務検定 メリット・デメリットのまとめ
今回は、マイナンバー実務検定のメリット・デメリットについて紹介しました。
この記事を見て、取得することで自身の将来に生かせそうだなと感じた方は、是非この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。