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はじめに
イベントなどで手ごろに食べられるお弁当。近年は日本食だけにはとどまらずアジアンフードや、バランスの良いお弁当や、カロリーを気にしている人用のお弁当まで多様化されてきています。
そんなお弁当に「弁当サービス管理士」という資格があるのをご存知ですか?
どんな資格なのか、履歴書にかけるのかなど調べてみました。
1、弁当サービス管理士とはどのような試験?
弁当サービス管理士とは、一般社団法人 日本弁当サービス協会が実施している民間資格です。
提供されるお弁当が食中毒などをおこさないために、食品衛生に対する意識を高め、弁当製造技法やマネジメントについて専門的に習得するための資格です。
弁当サービス管理士には、1級と特級の2つの階級があります。
1級は、通信講座を受講した後に認定試験を受験することが出来ます。(3択形式で60分)
特級は、認定試験の後に論分を書きます。
気になる合格率ですが、90%と非常に高くなっているので通信講座の内容をしっかり把握し勉強すれば、合格できるレベルと言えるでしょう。
この資格を維持するには、3年ごとに更新する必要があります。
お弁当の質を向上させるための意欲が必要な仕事です。
2、弁当サービス管理士の履歴書の書き方は?
もちろん書けます。外食業界、食品業界に就職や転職を考えている人はどんどん、書いてアピールしましょう。また、食品業界などを希望していない人も趣味・特技の欄に書いて自分はどんな人なのか知ってもらうきっかけを作りましょう。
書き方例:20◯◯年10月14日 弁当HACCP管理士特級資格 認定
※似たような名前の資格がある場合は主催している団体名も書きましょう。
3、弁当サービス管理士のメリット、持つと有利な業界・職種はある?
この資格をもっていると、仕出し弁当や宅配弁当、給食センターなどで活躍できるでしょう。マネジメントも学ぶので作るだけではなく企業内の衛生管理などの幅も広がります。また、現場で資格保持をうりにている企業が増えているので資格をもっていて損はありません。
デパ地下、コンビニ、デリバリーフードなど、中食業界の需要が高まる今、マネジメントや衛生管理の専門知識は生かせる場所が増えているので、各方面でも活躍が期待できるでしょう。
4、弁当サービス管理士に似ている資格・他にお勧めの関連資格はある?
食に関する資格なら、
・家庭料理技能検定
・菓子製造技能士
・食品衛生管理士者
民間資格なら
・惣菜管理士
・食品保険指導士
・給食サービス管理士
まとめ
弁当サービス管理士を持っていると、宅配弁当業者などで活躍できる他に自分で仕出し弁当などを開業する時に役にたつでしょう。さらに家庭での衛生面にも知識を生かせるので家族のためにも役に立つでしょう。
何か勉強したいと思っているのならチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
健闘を祈ります。