食品にまつわる資格で人気の高く持っていて損はない食品衛生管理者について調べてみました。

 

食品衛生管理者ってなんですか?

食品衛生管理者とは厚生労働省が管轄している国家資格です。

食品をあつかう職場で主に加工・製造の衛生管理を監督することを目的としています。

 

加工や製造を行う施設では資格保持者を必ず配置することが義務付されています。

 

主な役割は、食品の製造・加工施設での衛生管理と従業員の健康管理です。

また、講師となって育成や教育に携わることもできます。食品の衛生面を守る為に必要不可欠な資格でしょう。

 

 

 

 

資格取得の条件は?

食品衛生管理者資格の要件は、食品衛生法によって定められています。

・高校卒業相当以上の方で、食品衛生管理者を配置している施設で衛生管理業務従事経験が3年以上であること。そして各都道府県知事の登録を受けて開催されている講習会を受講していること。

・医師、歯科医師、薬剤師、獣医師

・大学や専門学校で、医学、歯学、薬学、獣医学、畜産学、水産学、農芸化学の課程を卒業した者

・都道府県知事の登録を受けた養成施設において所定の課程を終了した者

 

 

 

食品衛生管理者の取得方法は?

資格取得の条件を満たした方が、指定の講習を受けることで授与されます!

 

 

しかしこの受講料が意外と高く30万円くらいします。

講習内容も基礎を知っていないと、授業についていくことが大変になってくるので覚悟して受講する必要があります。

 

似た名前の資格で、「食品衛生責任者」というのがありますが、

食品衛生管理者は、「加工・製造」の衛生を管理するのが主な資格内容に対して、

食品衛生責任者は、「販売・製造」に関しての衛生管理を行い、1日6時間の受講だけ受ける必要があり、受講料も1万円ちょっとです。

こちらの資格の方とは、名前は似ていますが内容や金額、準備などかなりの差があります。

 

食品衛生管理者資格の履歴書の書き方は?

 

もちろん、記入できます!国家資格なので食品関係の業種を目指しいている人には有利に働くこともあるでしょう。

 

書き方例:平成8年6月30日 食品衛生管理者 資格 修了

 

加工や製造に直接関係ないと思われる食品業界に就職や転職の場合でも試験合格のために努力した成果をもてもらえるように必ず書きましょう。

 

食品衛生管理者のメリット、持つと有利な業界・職種はある?

 

まず、食品に関しての知識やスキルが身につくことでしょう。

食品衛生のプロとして、食中毒の発生を予防する知識は職場でも十分に発揮できたり、その知識はプライベートにも役に立つでしょう。働く環境としても、安定した環境のなかで働くことができるのも魅力でしょう。

また、就職や転職の時にも資格や経験が有利に働くことでしょう。

 

食品衛生管理者資格に似ている資格・他にお勧めの関連資格はある?

 

他に食品衛生に関係ある資格はというと以下のものが近いでしょう。

・食品衛生責任者

・衛生管理者

・食品安全検定

・食鳥処理衛生管理者

・食品分析士

 

まとめ

いかがでしたか?

食品衛生管理者は、時間が取得するまで時間がかかりますが、とてもやりがいのある仕事とわかりました。大学を卒業していなくても関連した施設での経験が3年あれば受講できるなどチャンスがあることがわかりました。気になっている方は検討してみてください。

健闘を祈ります。